ドナルド・トランプ大統領は米国時間10月12日、俳優のデンゼル・ワシントンのものとされる偽の支持表明をトゥルース・ソーシャルでリポストした。この投稿では、トランプは「偉大な友人」であり「さらに素晴らしい大統領」と称賛されていたが、すでに偽物であることが証明されている。
トランプがリポストしたのは、「トランプの動向と米国政治」を追跡していると自称するXアカウント「Red Eagle Updates」の投稿だ。
この投稿はワシントンがトランプについて語ったとする偽の声明を共有したもので、「ドナルド・トランプほど勇敢で賢く、米国を気にかけている人物に会ったことがない」と記されていた。
この偽の支持表明は、「彼は偉大な友人であり、さらに素晴らしい大統領だ。私は揺るぎない支持者であることを誇りに思っており、そのことを決して謝罪したりはしない」と続いている。
トランプはこのリポストに何のコメントも添えていない。ファクトチェック・プラットフォームのSnopesは、すでにこの投稿が偽物であることを暴いている。
まったく同じ支持表明の文言を俳優のマシュー・マコノヒーやミュージシャンのミック・ジャガーの発言だとするミームが過去にも出回ったが、Snopesはその際にも同様にフェイクだと判定している。
フォーブスはワシントンの代理人にコメントを求めている。
このトランプのリポストは1万3400件の「いいね」を獲得し、そのリポスト件数も約4000件に上った。
ワシントンは政治的な発言を前面に出す俳優ではない。2024年のタイムズ紙のインタビューでは政治の左右両派を批判し、双方が情報技術の進歩を利用しながら人々を操っていると指摘した。「我々は皆、今や情報の奴隷だ」と語り、人々は「双方向から操られていることに気づく」べきだと述べた。第1次トランプ政権下の2017年にも、ワシントンはハリウッド・リポーター誌に対し、「我々は米国人として団結し、選出されたすべての公職者が協力し合うよう、彼らに厳しく責任を問う必要がある」と語っていた。



