ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米国時間10月12日、ロシアがドナルド・トランプ大統領の「エネルギー停戦」の要請を無視しているとして非難した。互いのエネルギー・インフラへの攻撃を停止するよう求めたトランプの提案にロシア政府が正式に合意しない限り、ウクライナは報復攻撃を継続すると警告した。
トランプが停戦成立を投稿した直後、ロシアがウクライナの発電所を攻撃
ゼレンスキーは12日、ワルシャワ安全保障フォーラムの出席者に向けてビデオ通話で演説し、11日にトランプがトゥルース・ソーシャルに投稿した「直後」に、ロシアがウクライナのハルキウ州にある発電所を「標的とした攻撃」を開始したと述べた。
その後、ゼレンスキーはロシアのウラジーミル・プーチン大統領を名指しし、「プーチンがトゥルース・ソーシャルを読んでいないことは明らかだ」と語っている。
これに先立つ11日、トランプはロシアとウクライナの双方が「エネルギー停戦」に合意したと主張していた。合意内容の詳細には触れず、両国に対して「(合意を)破るな」と警告している。
ゼレンスキー、現実の停戦を米国に求める
ゼレンスキーはワルシャワでのイベント出席者に対し、エネルギー停戦や事態のエスカレーションを抑える措置は「トゥルース・ソーシャル上だけでなく、現実の世界で真に必要とされている」という「1つの明確なメッセージ」が米国政府に届くよう念押しした。また、ウクライナ側の提案は「誠実かつ明確」であるとし、「もしロシアが同様の対応をとる準備があるなら、エネルギー停戦を尊重する用意がある。彼らが合意するなら我々も合意する」とも述べた。
トランプはゼレンスキーを非難、ウクライナには新大統領が必要だと訴え
米国が記録的なディーゼル燃料の価格高騰に直面する中、トランプはロシア産ディーゼルへの制裁を一部解除したうえでゼレンスキーを激しく非難し、ウクライナには新たな大統領が必要だと訴えていた。



