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d8nn / shutterstock

フェイスブックのメッセンジャーアプリは、単なるコミュニケーションツールからスイス・アーミーナイフのように多目的に利用できるサービスへと急速に進化している。

フェイスブックは今年、メッセンジャーの機能拡張を数多く実施してきた。その中には、パーソナルアシスタント「M」の提供や、外部企業への開放、顧客が企業とチャットしたり個人間送金ができるツールの提供、ビデオ通話機能の追加などが含まれる。そして今回、新たに配車を予約できる機能を追加した。

フェイスブックは12月16日、配車サービスのウーバーと提携し、メッセンジャーアプリからウーバー車の呼び出しが可能になると発表した。現在はウーバーがサービスを展開する全米の都市でユーザーを限定したテストを実施中で、近い将来他の国々にも拡大し、ウーバー以外のサービスも追加していくという。情報筋によると、配車サービスLyftと同様の提携を来年1月に開始するという。

「今日、我々はTransportation機能をリリースし、新たなサービスの提供を開始しました」とフェイスブックのプロダクト・マネージャーであるSeth Rosenbergはブログの中で述べている。「この機能は、アプリを新たにダウンロードしたり、メッセンジャーでの会話から離れることなく配車サービスを利用することができます。操作はとても簡単で、友人や家族と会話をしながら使うことができます」

Transportation機能を使うには、まず最新バージョンのメッセンジャーアプリをダウンロードし、「その他メニュー」をタップして「Transportation」を選択するか、直接Uberを検索して車のアイコンをタップする。友人との会話中に送られてきた住所をタップすれば配車手続きを行うことができる。ドライバー情報の通知や支払いもメッセンジャー内で行われる。会話をしている相手には、配車完了の通知と到着予定時間が送信される。

メッセンジャーのMAUは世界で7億人に達する。フェイスブックは中国のWeChatや、日本のLINE、韓国のカカオトークなど、アジアのメッセージングアプリの事例を見習って、様々なツールやサービスをメッセンジャーに統合し始めている。例えば、WeChatは中国の配車サービス大手DidiKuiadiと提携し、WeChat内から車の手配を行うことができる。今回のメッセンジャーとウーバーのサービス連携はより深く、ユーザーは住所やアイコンをタップするだけでウーバー車を呼ぶことができる。

「ウーバーは、ユーザーがボタンを一つ押すだけで当社の安全で信頼できる交通手段を利用できる新しい方法を常に模索しています」とウーバーはブログの中で述べている。「メッセンジャーアプリにウーバーのAPIを組み込んだことで、何百万人ものユーザーがウーバーに新規登録をして配車サービスを利用することができるようになりました」。

今回の提携は、両社にとってメリットが大きい。フェイスブックはメッセンジャー内でトランザクションが発生するサービスを増やしたいと考えており、交通サービスは最もソーシャルな選択肢の一つだ。一方、ウーバーにとってはメッセンジャーの7億人ものユーザーにアクセスすることができる。配車サービス業界はグローバルで熾烈な競争が行われており、ウーバーにとってフェイスブックとの提携は強力な武器となるだろう。

ニュースメディアRe/codeの報道によると、フェイスブックとウーバーは1年以上前からサービス連携を検討していたという。両社によると、Transportationの利用を促進するため、初回利用での料金を、最大20ドルまで無料にするという。

編集=上田裕資

 

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