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健康

2026.10.10 07:16

AIは人類を滅ぼさない。だがコンピュータは確実にあなたを蝕む

Adobe Stock

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今日、AIによる終末論的な恐怖が世間にあふれている。Anthropic(アンソロピック)のダリオ・アモデイによる「フロンティアのペースを調整すべきだ」という呼びかけから、AIが人類を滅ぼす確率について意見を述べるMITの研究者たちに至るまで、その議論は多岐にわたる。

しかし、彼らはきわめて重要なことを見落としている。それは「創造性」だ。

なぜなら、AIによる終末のシナリオを批判的かつ創造的な目で見たとき、まったく異なる景色が見えてくるからだ。

コンピュータが私たちの命を奪うというのは事実だとしても、それはAIのせいではない。AIよりはるかに悪い、機械が私たちの生活にもたらすほかのあらゆる弊害によって起きるのである。

だが、恐れることはない。ここに注意すべきことのリストと、それらに対して私たちができる対策をまとめた。

SNS

コンピュータの使用によって実際に人の命を奪うもののリストで、おそらく最大の元凶はSNSである。

SNSには文字通り、誰にとっても救いとなる価値がないことは、いまや研究に次ぐ研究、さらに研究、そして研究によって十分に示されている。とりわけ子どもにとってそうだ。

SNSの利用によってうつ、不安、疎外感といった問題が蔓延しており、これが文字通り死につながるケースもある。その無数の原因をたどれば、すべてSNSの有害性に突き当たる。

では、どうすればよいのだろうか。

最善の策はSNSの利用をやめること、それが難しくても、控えめにし、制限することだ。

あらゆる形のSNSを遠ざければ遠ざけるほど、健康状態は良くなる。

大手SNS企業の数社はすでにこの事実を知っているが、全米の法廷で訴訟が繰り広げられるなか、自らの製品の有害性を隠そうとしている。

悪意あるAIの怪物ボットがあなたの家にやって来て、あなたの命を奪うことはないかもしれない。だが、SNSは確実にそうし得る。

テキストメッセージの送信

スマートフォンは技術的にはコンピュータであり、それがあなたを死に至らしめる主な原因はこれだ。

運転中のテキストメッセージ送信(ながらスマホ)である。

米運輸省および国家道路交通安全局(NHTSA)によると、2024年にはわき見運転などの注意散漫が原因の衝突事故で3208人が死亡し、推定31万5167人が負傷した。過去4年間だけでも、死者は約1万6482人、負傷者は160万人に上る。

これについては、どうすればよいのだろうか。

スマートフォンを置くことだ。運転中にテキストを送信するのをやめよう。

電話をしていなくても、運転にはすでに膨大な認知負荷がかかっている。そこに、新しいメールやテキスト、そのほか諸々の通知が届くたびに音が鳴るデバイスを組み合わせれば、大惨事の準備が整ってしまう。

したがって、AIが私たちの命を奪い、全員をペーパークリップに変えることはないかもしれないが、運転中のテキストメッセージ送信は人を殺す。

座りがちなライフスタイル

一日中座り込んでインターネットを閲覧し、メールを送り、Zoomを使って人と会い、座りがちなライフスタイルを送っていると、私たちは結果的に、じわじわと自らを死に追いやる(death of a thousand cuts)ことになる。

コンピュータの前に座っていることは、外出不足にもつながる。最近の研究によると、コンピュータを使うために室内にこもり、十分な日光を浴びないことは、喫煙と同じくらい致命的であることが示されている。

この研究では、スウェーデン人女性3万人を20年間にわたって追跡調査した。日光を避けていた人の死亡率は、最も日光を浴びていた人の約2倍だった。日光を避けていた非喫煙者の平均寿命は、最も日光を浴びていた喫煙者とほぼ同じだった。

ノートパソコンやスクリーンが社会に広く普及したことによるもう一つの元凶は、それらから放出されるブルーライトだ。これは人間にとって有害である。

では、どうすればよいのだろうか。

もっと外に出ることだ。一日中コンピュータの前に座るのをやめ、日光を浴びよう。

常に接続された世界から一歩退き、散歩をしたり、友人とコーヒーを飲んだりといったアナログな活動を増やせば増やすほど、私たちは幸福と寿命の可能性を広げることができる。

結局のところ、AIが世界を支配するというニュースはすべて大げさなのだ。もちろん、AIや超知能には実用的で有用な性質もあるが、より一般的になっているほかのテクノロジーの利用方法には、はるかに大きなリスクが潜んでいる。

(forbes.com 原文)

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