テレワークと出社を組み合わせた「ハイブリッドワーク」が働き方の選択肢となるなか、出社することに社員はどのようなメリットやデメリットを感じているのだろうか。株式会社LASSICが運営する『テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)』は、全国のテレワーク経験者1007人を対象に、出社日に感じるメリットとデメリットを調査した。その結果、出社するメリットとして最も多かったのは同僚との直接的なコミュニケーションであることがわかった。
出社のメリットは直接の対話
出社日に「よい」と感じる場面を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「同僚と直接会話して情報共有できる」の48.6%だった。次いで「雑談・偶発的な情報交換ができる」「オフィスの設備・機器を使える」「上司・部下と対面でやり取りできる」「仕事モードに切り替えやすい」が続いた。「同僚と直接会話して情報共有できる」は、勤務形態や年代、男女のいずれの区分でも最多となり、対面でのコミュニケーションが出社の大きなメリットとして評価されている。

一方、出社日に「困る」と感じる場面では「通勤の負担が大きい」が47.1%で最多となった。続いて「出社日のための準備が負担」「出社日もオンライン会議ばかりで対面が少ない」「出社日が会社都合で決まり、自分で選べない」「出社日に何をするかが明確でない」が挙がった。通勤負担は勤務形態や年代、男女を問わず最も多く、それ以外の困りごとはいずれも2割未満だった。

ハイブリッド勤務組の本音
勤務形態別にみると、出社のメリットとして「同僚と直接会話して情報共有できる」を挙げた割合は、ハイブリッド勤務で52.9%、フルリモート勤務で38.5%、フル出社で47.9%だった。一方「通勤の負担が大きい」と回答した割合はハイブリッド勤務が最も高く、フルリモート勤務、フル出社があとに続いた。ハイブリッド勤務者は、出社による直接的なコミュニケーションを評価する一方、通勤の負担も強く感じていることがわかる。





