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2026.10.09 13:30

マネジメントへの道「五つの階段」

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永年、実社会を歩み、多くの人材を見てきたが、仕事で壁に突き当たる人材は「例外無く」と言っても良いほど、上司や周囲から、次の「五つの言葉」で評される。

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第一の言葉は、「話が分かりにくい」。

こう言われる人材は、基本的に「コミュニケーション力」の低さが指摘されている。しかし、不思議なことに、多くの場合、本人は、そのことに無自覚である。もとより、このコミュニケーション力には、眼差し、表情、仕草など、言葉を超えた世界で相手の意図や心理を理解する「非言語コミュニケーション力」のような高度な力もあるが、この人材は、残念ながら、その世界の入り口にも立てない。

第二の言葉は、「相手の気持ちが分からない」。

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こう言われる人材は、基本的に「コラボレーション力」の弱さが指摘されている。この人材は、常に自己中心で物事を考えるため、相手の置かれている状況や気持ちが分からず、相手と円滑に協力・協働することができない。しかし、自己中心的な人材は、自分の「自己中心性」に気がついていないため、多くの場合、この状況を改善できない。

第三の言葉は、「気が利かない」。

こう言われる人材は、基本的に「チームワーク力」の不足が指摘されている。チーム全体で色々な動きに入るとき、優れた人材は、全体の状況を把握し、仲間の役割と動きを理解し、自発的に自分の役割を判断して動く。これに対して、気が利かない人材は、“仲間が助かる”ような動きができず、しばしば、“仲間の足手まとい”になることが多い。

第四の言葉は、「仲間がついて来ない」。

こう言われる人材は、基本的に「リーダーシップ力」の欠如が指摘されている。その理由は、リーダーとして、「指示や判断が明確でない」「仕事を振るだけで、自分は汗をかこうとしない」「人間的に信頼されていない」など様々な理由があるが、マネジメントに向かう人間は、この力を身につけられるか否かが、最も難しい関門となる。

第五の言葉は、「視野が狭い」。

こう言われる人材は、基本的に「マネジメント力」の限界を指摘されている。マネジメントとは、本来、様々な種類の仕事、次元の異なった仕事を同時並行的に進めていく「マルチタスク能力」が求められるもの。それゆえ、常に仕事全体を見渡しながら、仕事の優先順位を的確に判断し、次々と進めていくことが求められる。しかし、マネジメント力が低い人材は、一つの仕事に取り組むと、キャパシティが小さいため、目の前の仕事に目を奪われ、視野が狭くなり、他の仕事が置き去りになってしまう。

こう述べてくると、読者の中には、「当たり前のことを述べている」と感じる方がいるだろう。

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