スピーチのプロが教える「成功するプレゼン」5つの鉄則

Matej Kastelic / shutterstock

全米各地でキーノート講演を行うプレゼンのプロである筆者が、常に持ち歩く3つの道具。それは、自分の声と頭の中のテーマ、そしてスライドだけだ。プレゼンを成功させるための、たった一つの鉄則。それは、全てをシンプルにすることだ。下記に5つの重要ポイントをあげてみた。

1.情報を詰め込み過ぎない
これは実際には難しいことだ。なぜなら、講演を行う人はそのテーマについて1回のプレゼンでは説明しきれない膨大な知識を持っているからだ。だが、情報を詰め込み過ぎると、聞き手は消化不良を起こす。ポイントを絞り、簡潔に話すことが重要だ。

2.スライドに入れる文字は最小限に
ダラダラと長い箇条書きは絶対やめるべき。文字が全く無くてもよい。

3.自分で撮った写真を使う
使い古されたストック写真は、印象に残りづらい。筆者の場合は多少写りが悪くても、自分で撮った写真を使っている。

4.聞き手に考えさせる
1回のプレゼンの中に最低でも1~2回、聴衆に質問するか、クイズを出す時間を設けること。簡単なアクティビティを行って、聞き手を話に引き込むようにする。

5.ユーモアを交える
固いテーマであってもユーモアを盛り込むことを忘れてはいけない。ユーモアにはタイミングが重要だし、多少の訓練が必要だ。ユーモアの上手な話し手や、コメディアンの動画を見て研究するのもいいだろう。

編集=上田裕資

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