ウクライナからの報告。侵攻から1685日目。
ハルキウの住宅にまた滑空爆弾爆撃
10月1日以降、ロシアによる攻撃でウクライナの民間人少なくとも26人が死亡し、250人近くが負傷した。犠牲者は北東部のハルキウ州とスーミ州に集中しており、計17人が亡くなった。
ウクライナ第2の都市ハルキウでは5日、ロシア軍の滑空爆弾が住宅地を直撃し、5人が死亡、53人が負傷した。ハルキウ州のオレフ・シニェフボウ軍行政府長官によると、滑空爆弾3発が市内の複数の地区に着弾し、住宅数十棟や民間企業の施設が損壊した。負傷者のうち30人が病院に搬送され、3人が重体。負傷者には子ども3人も含まれている。
爆撃によって集合住宅の外壁やバルコニー、窓ガラスが破壊された。救助隊は損壊した建物を捜索し、がれきの中から遺体を運び出した。
キーウの橋が狙われ始める
キーウでは、ロシアはドニプロ川に架かる橋を攻撃し始めており、首都のとりわけ重要な交通連結路を一時不通にした。
1日、ロシア軍のドローン(無人機)がピウデンニー橋(南橋)を初めて攻撃した。ロシアによる全面侵攻開始後、キーウの主要な橋が攻撃されたのは初めてだった。その後も攻撃が繰り返され、橋脚や路面、コンクリート製の防護構造物が損傷したため、当局は交通の制限や一時停止を余儀なくされた。
ロシアは続いてピウニチュニー橋(北橋)など市内の別の橋も攻撃し、さらに通行止めや首都全域に影響する深刻な渋滞を引き起こした。
ウクライナの防衛アナリストらは、巨大な構造物である橋がドローンで破壊される可能性は低いものの、交通を繰り返し遮断するのに十分な損傷を与えることは可能だと指摘している。
トルコ所有の穀物輸送船がドローン攻撃で沈没
ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領によると、黒海の公海上で5日、ウクライナ産トウモロコシをイタリアへ輸送していたトルコ所有の民間貨物船「ロヤド・ママドフ」が、ロシア軍のドローン2機に攻撃された。
ルーマニア当局によると、ロヤド・ママドフは火災を起こして沈没し、乗組員2人が死亡、11人が救助された。沈没した場所はルーマニアの排他的経済水域(EEZ)内で、南東部のスフントゥ・ゲオルゲ漁港から南へ約30カイリ(約56km)だった。
この船はウクライナ南部オデーサ州のイズマイール港を出港し、イタリアに向かっていた。乗組員にはアゼルバイジャン人とインド人が含まれていた。ロシア側はこの件についてすぐにはコメントしていない。



