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経営・戦略

2026.10.10 17:15

玩具市場は過去最高の7620億円、それでもトイザらスが破綻した本当の理由

AdobeStock(写真はイメージです)

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2025年度の全国の玩具店市場は、事業者売上高ベースで7620億円に達し、2015年度以降で過去最高を更新した。コロナ禍で来店客が大きく減少した2020年度の4254億円からは約1.8倍に拡大している。

一見すると好調な玩具市場だが、その中身を見ると売れている場所や買い手に大きな変化が起きている。帝国データバンクが、2026年9月時点で保有する企業概要ファイルや企業信用調査報告書、外部情報などをもとに「玩具・娯楽用品小売業の動向」を調査・分析した結果、興味深い傾向が見えてきた。

伸びの7割超はカプセルトイとトレカ

2025年度の玩具店市場は前年度比8.6%増の7620億円となった。ただ、成長をけん引したのはカプセルトイ(ガチャ)やトレカの専門店だ。2020年度を100とした指数で見ると、2025年度はカプセルトイ専門店が385、トレカ専門店が307と、5年間で3~4倍に急伸。一方、従来型のおもちゃ店は151だった。さらに2025年度に市場全体で増加した602億円のうち、7割超をカプセルトイ・トレカ専門店が占める。両業態を合わせた市場シェアは2015年度の9.9%から2025年度には27.5%へ拡大し、市場全体の4分の1を超えるまでになった。 

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文=福島はるみ

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