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2026.10.06 09:45

エヌビディアの次に来るAI銘柄は「AI企業の顔」していない

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AIをめぐる取引では、その「機械」を売る企業が報われてきた。半導体メーカー、データセンター事業者、ネットワーキング企業、電力サプライヤーに資金の大半が集まったのは、需要が最も見えやすい領域だったからだ。支出は膨大で、供給は追いつくのに苦労しており、投資家がこれら従来型のAI銘柄の先に目を向ける理由はほとんどなかった。ブランドン・ガイスラーは、それが変わり始めている可能性があると考えている。

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ブランドン・ガイスラーは米資産運用大手アルジャーの「中型成長株運用戦略」のシニアバイスプレジデント兼ポートフォリオマネージャーを務めている。マルシコ・キャピタル・マネジメントで米国株、グローバル株、集中グロース・ポートフォリオにわたり数十億ドルを運用した後、2022年にアルジャーに入社。ゴールドマン・サックスの株式リサーチ部門でキャリアをスタートさせ、25年の投資経験を持つ。彼の主張は、AIインフラのブームが終わったということではない。投資家がAIの構築コストにばかり焦点を当て、それを利用する企業に生み出され始めているリターンに、あまり注意を払っていないということだ。

「今後、その『次のレイヤー』を見つけることが、ますます大きな投資機会になると考えている」と彼は語り、自身が「AI活用企業(アドプター)」と呼ぶ企業について説明した。これらは「この技術を活用して、並外れたビジネスの勢いを得ている」企業のことだ。

そのレイヤーを見つけるのは難しい。エヌビディアの受注残は、誰かが資金を投じていることを投資家に示す。しかし、エヌビディアが販売するものを使って、最終的に誰が利益を得るのかまでは示してくれない。

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AI銘柄と、忘れ去られた中間レイヤー

ガイスラーは、こうした企業の多くを中型株市場で見出している。彼の投資ユニバースは時価総額約50億ドル(約7880億円)から700億ドル(約11兆円)と幅広いが、最も魅力的だと考えているのは200億ドル(約3兆1500億円)から400億ドル(約6兆3100億円)の領域だ。これらは製品が存在することの証明に奔走する投機的な企業ではない。その多くは顧客を抱え、ビジネスモデルを確立し、資金調達の手段を有している。開発段階の最も脆弱な時期を生き延びた十分な成熟度を備えつつも、大型株になるまでの成長余地をまだ残している。

問題は、投資家がこれらの中型株を必要としてこなかったことだ。マグニフィセント・セブン(米主要IT大手7社)や半導体関連銘柄は驚異的なリターンをもたらしてきた。最大規模で最も流動性の高い銘柄が好調なとき、機関投資家があえて時価総額の規模を下げて事態を複雑にするメリットはほとんどない。中型株は現在、小型株の持つ高揚感と、最大手株が与える安心感の間に挟まれた状態にある。

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