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経営・戦略

2026.10.06 11:30

ペプシコが「ゲータレード」約12万ケースを自主回収、ラベル未記載の着色料で 米国

Kevin Carter/Getty Images

Kevin Carter/Getty Images

ペプシコは、人工の黄色着色料がラベルに記載されていないとして、スポーツ飲料「ゲータレード」12万ケース以上を自主回収する。この措置は米国の数十の州に及び、対象は同商品の4種類に上る。

回収対象はゲータレード4種類、表示が義務づけられている着色料をラベルに記載せず

回収の対象となるのは28オンス(約0.83リットル)入りボトルの合計12万2021ケースで、「レモンライム」「レモンライム・ゼロ」「オレンジ」「オレンジ・ゼロ」の4種類が対象となる。

発表によると、これらの商品には着色料の「Yellow No. 5」か「Yellow No. 6」、あるいはその両方が含まれている。しかし、いずれも成分表には記載されていない。

どちらの着色料も米食品医薬品局(FDA)の承認を得ているが、ラベルへの表示が義務付けられている。

対象地域は37州に及ぶ。具体的には、アラスカ州、アラバマ州、アーカンソー州、アリゾナ州、カリフォルニア州、コロラド州、フロリダ州、ジョージア州、ハワイ州、アイオワ州、アイダホ州、イリノイ州、インディアナ州、カンザス州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、ミシガン州、ミネソタ州、ミズーリ州、ミシシッピ州、ノースカロライナ州、ノースダコタ州、ネブラスカ州、ニュージャージー州、ニューメキシコ州、ネバダ州、ニューヨーク州、オハイオ州、オクラホマ州、ペンシルベニア州、サウスカロライナ州、サウスダコタ州、テネシー州、テキサス州、ユタ州、ワシントン州、ウィスコンシン州だ。

9月25日に回収開始、FDAは重大な健康被害の可能性は低いと判断

自主回収は9月25日に開始され、10月2日にはFDAの基準で「クラス2」のリコールに指定された。

クラス2とは、製品を摂取したことによる健康への悪影響が一時的、あるいは回復可能なものであり、重大な健康被害を引き起こす可能性が低いケースを指す。

なぜ着色料の記載が漏れたのか、その経緯についてペプシコはこれまでのところ公に説明していない。

深刻な健康被害や死亡の恐れがある食品回収、2026年に入り410件

今回の回収対象となったロット番号の製造日は、今年4月から6月にかけてのものだ。FDAは今年に入ってから、410件の「クラス1」の食品リコールに加え、540件の「クラス2」のリコールを記録している。なお、クラス1は「違反製品の使用または曝露により、深刻な健康被害や死亡を引き起こす可能性が高い状況」と定義されている。今年8月には、サルモネラ菌汚染の疑いで150万パックの卵が回収され、これに関連して24人以上が入院する事態も起きている。

(forbes.com原文)

翻訳=江津拓哉

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