マルコ・ルビオ米国務長官は先週、パスポートの表紙の裏側にドナルド・トランプ大統領の肖像をあしらった2028年に導入予定の新デザインを披露した。民間のパスポート代行業者はフォーブスの取材に対し、大統領の肖像が入る仕様は「選択不可(拒否できないもの)になるようだ」と語っている。
新たな標準パスポートのプレビュー版にトランプ肖像か
ルビオが9月29日に公開した新たな標準パスポートのプレビュー版では、青い手帳の表紙裏にトランプの肖像をあしらったデザインが示されていた(動画の12分6秒前後。見開き状態のパスポート画像のうち、向かって左上側にある)。
国務省の広報担当者は、新デザインの標準パスポートに大統領の肖像が描かれるかどうかの明言を避け、「建国250周年を記念するいわゆる『愛国者パスポート』にはトランプ大統領の肖像が使用されており、在庫がある限り提供される」と述べるにとどめた。
パスポートおよびビザ取得代行サービスを50年にわたり展開するItsEasy.comの創業者兼CEOであるデビッド・アルワディッシュは声明の中で、ルビオが披露した新デザインは「選択不可になるようだ」と指摘した。
アルワディッシュは、「次の大統領選で政権を握る政党が、このトランプの肖像を短命に終わらせるか、限定版にとどめるかを決定することになるだろう。次に与党となる政党がデザインの変更を義務付けるのはほぼ確実だからだ」との見方を示している。
パスポートに大統領の画像を絶対に入れたくない人にとって、「申請できる期間はおそらく限られている」とアルワディッシュは語る。「政府が残りの在庫に関係なく、特定の日付以降に発行されるすべてのパスポートに新デザインを義務付けるかどうかはまだ分からない」ためだ。



