フォーブスは今回、ボンドの魅力について徹底的なリサーチを行った。そこで見えてきたのは、彼が持つ7つの行動パターンだった。そしてそれは、仕事の場でも役立つことを発見した。ボンドの行動を参考にすれば、あなたも職場で偉大なリーダーになれるかもしれない。
大胆にふるまう
ジェームズ・ボンドを世界一のスパイたらしめているものは何なのか? それはいつ大胆な行動をとるべきかを知っているということだ。状況を判断し、向かうべき方向を決めたら迷わない。
だが、ボンドは自分が事情に通じていない局面では、友人たちに助けを求める。これは見習うべきだろう。優れたリーダーは大胆な行動をとるべき時と、立ち止まってアドバイスを求めるべき時を知っている。
素早く決断する
厳しい状況の中でも、ボンドはいつも勝利を収める。状況が好ましくない方向に傾いた時、柔軟かつ迅速に考えを巡らせてやり方を変えるからだ。ボンドのように直感に従って素早く決断することが、物事を打開策に導く。
テクノロジーを使いこなせ
ミッションを受けた007は最新の機器を装備する。ド派手なアストンマーチンやスパイウォッチは単なるカッコつけのようにも見えるが、任務を遂行する上で大切な役割を果たすのだ。ボンドのような、真のプロフェッショナルは自分に役立つ最新技術の動向に気を配り、使えるツールを手に入れている。
身だしなみを整える
野暮ったい格好をしたボンドを見たことがあるだろうか? いや、ないはずだ。完璧な仕立てのスーツを着ることで、ボンドは信頼感と落ち着いた印象を醸し出している。仕事をする上でも見かけは大切だ。外見を整えるとやる気も満ちて来る。
プランBを常に用意せよ
計画が失敗した時のためのプランをボンドは常に用意している。だからスムーズに切り換えができるのだ。仕事でもそれは同じだ。優秀なリーダーやスタッフはいくつかの行動プランを用意しており、プランAがだめだった場合に備えている。
始めたことはやり遂げよ
敵役が爆破されるにせよ収監されるにせよ、ボンド映画はいつも任務を完遂する。悪事を防ぐため、007 はもてる限りの力を尽くし、時には求められた以上の役割まで果たす。職場でいい仕事をする人々も同じだ。プロジェクトが完成するまで、あるいはアイデアが実現するまで、着手した仕事はやり遂げなければならない。
周囲に驚きを与える
アクションシーンはもちろんのこと、物語の展開においても007シリーズはいつも新たな驚きを観客に与える。新作が登場するたびに、ボンドはとっておきの新たな手を繰りだすのだ。周囲が驚く新鮮なプランは、仕事の場でも求められている。「どんな違いを打ち出せば人は喜ぶだろう」という問いかけは重要だ。