キャリア・教育

2015.12.21 10:30

2016年版 働くのに最も幸せな会社

Alliance / shutterstock

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求人サイトCareerBlissは、毎年働くのに最も幸せな会社を決めるためにワークライフバランス、従業員の上司と同僚との関係、職場環境、仕事の資源、報酬、専門的能力開発の機会や企業文化など働く上での幸福度に影響する8つの要因を分析する。従業員が各要因にどれくらいの力点を置いているかも考慮される。

今年の「2016年アメリカで働くのに最も幸福度の高い会社50社」は、14年から15年の間にCareerBlissに寄せられたよる数千件に上る従業員個人の会社評価に基づいている。CareerBlissは「キャリア開発支援、管理職との前向きな関係、強力な企業文化」を今年リスト入りした会社の従業員評価に一貫するテーマとして抽出した。

CareerBlissのハイディ・ゴレッジは「CareerBlissの『アメリカで働くのに最も幸福度の高い会社』で、仕事で幸福を見出すよう人々を動機づけ鼓舞し続けるものは何かについて明らかになる」と述べた。その上で「われわれはすべての雇用主と従業員は幸せと成功を助長する職場環境を見出し、作り出す能力を持っていると考える」とした。

今年、リストの首位に立ったのはUnitedHealthcareだ。CareerBlissによると、ミネソタ州に本拠を持つこの健康保険会社は、健康保険としては米国最大手で、従業員の平均給与6万7,856ドル(821万円)を誇る。同社は現在、CareerBlissに4,500人以上の求人を掲載している。

次点がカリフォルニア州を本拠とするバイオ医薬品会社Amgen。同社の平均給与はUnitedHealthcare よりなお高い7万4,808ドル(904万円)だ。Novartis Internationalが第3位に入り、CareerBlissに279人の求人を掲載し、この求人の平均給与は18万3,182(2,214万円)ドルだ。

ゴレッジは「われわれは今年、従業員らが報酬が重要だと改めて述べたことに注目した。ただ、幸せな職場を定義する同僚や管理者との関係という単なる給与を超えた話だ」と指摘する。これは多くの場合、幸せはお金で買えないことを示している。

2016年働くのに最も幸せな会社

第1位 UnitedHealthcare
第2位 Amgen
第3位 ノバルティス
第4位 ノキア
第5位 TQL
第6位 テキサス・インスツルメンツ
第7位 メットライフ
第8位 シェブロン
第9位 アドビ
第10位 Anthem

編集 = Forbes JAPAN 編集部

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