アマゾンの大型セールに便乗する詐欺には、購入確認や会員更新を装ったメール・SMS、従業員になりすます電話などがある。連絡に記載されたリンクや電話番号を使わず、アマゾンのウェブサイトやアプリへ直接アクセスして確認することが、共通する対策になる。
アマゾンの大型セールに便乗し、偽通知や偽サイトを使う詐欺が現れる
米国では、アマゾンが秋に実施するプライム会員向け大型セール「Prime Big Deal Days」が米国時間2026年10月6~7日に開催される。毎年開催される買い物イベントとして、規模は最大級だ。アドビの分析サービス「Adobe Analytics」によると、2025年7月のプライムデー期間中、米国のオンライン小売売上高は241億ドル(約3兆8078億円)に達し、前年同期比30%増となった。
編注:日本の場合はプライム会員限定セール「プライム感謝祭」を日本時間10月16日0時から19日23時59分までの4日間開催する。先行セールは10月13日0時から15日23時59分までの3日間開催となっている
プライムデーは2015年、プライム会員だけを対象に1日限りのセールとして始まった。2026年の米国では、夏のプライムデーが4日間開催され、秋のPrime Big Deal Daysは2日間開催される。2025年時点で、米国では3億点超の商品が無料のプライム配送に対応していた。2026年秋のPrime Big Deal Daysでは数百万件のセールが予定されている。
多くの人が利用するイベントは、当然ながら詐欺師にも注目される。英語では詐欺師を「scam artist」と呼ぶ。犯罪者でありながら「artist」と呼ばれる珍しい表現だ。詐欺師は、人々が注目する出来事を利用し、詐欺の機会に変える。過去に確認され、2026年10月6、7日の大型セールを控えて、ほぼ確実に再び現れる手口には次のようなものがある。



