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世界の富豪たちが携わる慈善事業に関する記事を中心に執筆

Dave Kotinsky / shutterstock

ボストンを拠点にNPOやフィランソロピストを対象とした戦略コンサルティングを手掛けるBridgespan Groupは先ごろ、大規模なフィランソロピー(企業による社会貢献活動)資金提供のうち、社会変革に振り向けられているのは、全体のわずか20%程度にとどまるとの調査結果を発表した。貧困や病気の撲滅といった社会変革は、大口寄付者の多くが目指す意欲的な目標だ。寄付者の希望とのギャップが小さくなれば、さらに数十億ドルが社会変革のために利用できるだろう。以下に示した社会変革のため2015年に贈られた大規模なギフト10件は、その道筋を示すものだ。

国際保健
ビル・ゲイツ、メリンダ・ゲイツ夫妻
15億5,000万ドル(約1,874億円)
全世界の免疫率を飛躍的に引き上げるため、GAVIアライアンス(GAVI、ワクチンと予防接種のための世界同盟)へ寄付。

国際保健
チャック・フィーニー
1億7,700万ドル
認知症の増加を食い止めるため、カリフォルニア大学サンフランシスコ校とダブリン大学トリニティ・カレッジに複数年にわたる助成金として提供。

公衆衛生
スティーブ・コーエン、アレクサンドラ・コーエン夫妻
5,500万ドル
ライム病の予防と治療のためにNPO約20団体へ提供(低所得層の患者への送金を含む)。

教育
ドナルド・グラハムとビル・アックマン、カレン・アックマン夫妻
5,000万ドル
連邦政府による学資援助の資格を持たない不法移民に奨学金を提供。

貧困削減
ウィリアム・ルイス=ドレイファス
5,000万ドル
反貧困グループ「Harlem Children’s Zone」へ資金提供。自身のアートコレクションの将来的な売り上げによる資金を充てる。

教育
ローレン・パウエル・ジョブズ
5,000万ドル
米国の公立高校モデルを再考する取り組み、スーパースクールプロジェクト「XQ」へ。

都市改善
マイケル・ブルームバーグ
4,200万ドル
データとエビデンスを用いて各都市の目標達成を支援する「What Works Cities」イニシアチブへ。

国際保健
トム・ゴリサーノ
2,500万ドル
知的障害のある人々への医療サービスを世界的に拡充するため、スペシャルオリンピックスへ。

民主化
ジョージ・ソロスとチャック・フィーニー、フォード財団
2,500万ドル
向こう10年間でアフリカ南部の立憲政治を進展させることを目指す基金の設立に対して。

貧困削減
ダスティン・モスコービッツ、カリ・ツナ夫妻
2,500万ドル
世界の極貧層へ資金を送るNPO団体「GiveDirectly」へ。

編集 = Forbes JAPAN 編集部

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