ビットコインは今週も上昇を続けており、8月に始まって多くの人々を驚かせた大幅なラリーにさらに拍車がかかっている(1ビットコイン=10万ドルの大台到達は、市場想定よりも早まる見通しだ)。
ビットコイン価格は1枚8万6000ドルを突破し、夏に急落して付けた5万7000ドルの安値から50%超上昇した。トレーダーは365兆ドル規模のゲームチェンジャーに備えている。
そして今、ブラックロックの暗号資産に関する「異例」の予測が突如として現実味を帯びるなか、米金融大手シティグループのアナリストはビットコイン価格予測を大幅に引き上げた。弱気寄りの見方から強気へ転じ、ビットコインが2027年に過去最高値に向けて急伸すると予想している。
ロイター通信が確認した投資家向け調査レポートにおいて、アナリストらはビットコインが今後12カ月で11万3000ドルに達すると記した。従来の8万2000ドルという、より弱気な予測から転換した形だ。一方、時価総額でビットコインに次ぐ第2位の暗号資産であるイーサリアムは、3000ドル超へ急騰するとしている。
アナリストらによれば、ビットコインおよび暗号資産の上場投資信託(ETF)への資金流入は、ビットコインへの配分を段階的に増やしてきたアドバイザーや証券会社を通じて、「より緩慢だが粘着性の高い」50億ドル(約7880億円)が投じられることで加速する見通しだ。
シティのアナリストがビットコインETFに流入すると予想する50億ドルの資金は、ブラックロックのIBITが主導するビットコインファンドを、昨年末の資金流出後に、2025年10月の資金流入ピークへ戻すことになる。
ブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリスト、ジェームズ・セイファートはXに、これらのファンドは「年初来でプラスであり、ETFへの資金流入はなお続いているが、累積的な資金流出の穴を埋めるにはまだ約50億ドル不足していた」と投稿した。同じくブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、エリック・バルチュナスは、ビットコインの反発を「驚くべき」パフォーマンスと評した。



