飛行機の遅延や保安検査に並ぶ乗客の長蛇の列、複雑でわかりにくいターミナルなど、空港の利用は大きなストレスになりがちだ。台湾のスーツケース・旅行かばんメーカー「エミネント」はこのほど、欧州の中で「最もストレスを感じる」空港を割り出した。
調査では、離着陸の平均的な遅延時間や保安検査の待ち時間、旅行者からの評価などを基に、欧州の主要空港を分析した。その結果、「ストレススコア」が最も高かった5つの空港は以下の通りとなった。
1位 リスボン空港(ポルトガル)
ポルトガルのリスボン空港はストレススコアが満点の100点を記録し、「欧州で最もストレスの多い空港」となった。同空港の最大の問題点は定時運航率の低さで、2025年に定刻通りに離陸した出発便はわずか49.95%にとどまった。リスボン空港の利用者の平均評価は5点満点中3.6点で、全体の約55%が否定的な内容だった。
2位 マンチェスター空港(英国)
ワースト2位となったのは、ストレススコアが85.7点に達した英マンチェスター空港だ。同空港の2025年の出発遅延時間の平均は約18分で、定刻通りに離陸した割合は66%だった。利用者による平均評価は3.2点で、今回の調査でワースト5に入った空港の中で最低となった。
3位 スタンステッド空港(英国)
英ロンドン近郊のスタンステッド空港は、航空便の遅延、保安検査の長い待ち時間、利用者からの苦情などが重なり、3位となった。2025年の出発便の定時運航率は72.59%で、平均遅延時間は約15分だった。同空港の利用者の平均評価は3.3点で、全体の45%が否定的な内容だった。
4位 ニース・コートダジュール空港(フランス)
ストレススコア64.9点で4位となった仏ニース・コートダジュール空港の定時運航率は62.66%で、平均出発遅延時間は約20分に達した。その一方で、利用者の評価は比較的良好で、平均で3.9点だった。
5位 ミラノ・マルペンサ空港(イタリア)
イタリア・ミラノのマルペンサ空港は、ストレススコアが62.9点で5位となった。同空港の定時運航率は67.66%で、平均出発遅延時間は約19分だった。利用者の41%が否定的な評価をし、平均点は3.8点だった。



