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2026.10.06 17:15

恋の悩みをAIに相談する女子中高生がAIより占いを信じる理由

stock.adobe.com

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いまどきの女子中高生にとって、AIは非常に身近な存在であり、気軽に恋の悩みを打ち明けられる相手になっているようだ。しかし、AIを信頼しているわけではない微妙な乙女心が調査によってわかった。

サイシアが運営する恋愛おみくじサイト「恋みくじ参道」は、同サイトの会員112人を対象に、恋の相談相手に関するアンケート調査を行った。回答者の95%が10代(うち中高生が92%)、88%が女性だ。それによると、恋の悩みをAIに相談したことがある人は、じつに93%にのぼった。そのうち79%は「何度もある」と答えている。

しかし、相談したい相手を1人選ぶとしたら誰かを尋ねると、1位は73%という高い割合で友だちとなった。AIは2位で20%。それでも、親や兄弟姉妹の4%、占いやおみくじの1%よりははるかに高い。

とは言うものの、AIと占いのどちらを信じるかを聞くと、今度は一転して占いが26%、AIが5%と逆転した。どちらも参考にするという人がいちばん多いのだが、1つ前の質問の結果からすると、どうも辻褄が合わない。調査対象はおみくじサイトの会員なので、おみくじや占いが好きな人たちであり、多少の偏りがあると「恋みくじ参道」は忠告しているが、AIと占い、どちらが信用できるかというのは難しい問題だ。

占いには気学やら四柱推命やら占星術やらいろいろあるが、基本的には数学だ。過去のデータと計算によって未来を占うわけで、それはAIの大得意分野だ。数ある占いサイトの向こう側にAIがいてもわからない。気分の問題、と言ってしまえば身も蓋もない。どこか神秘的な雰囲気や夢があるのが占いだ。冷徹な計算よりも、そうした神秘や夢に憧れるほうが人間的でいい。

AIにプライベートな相談をしても、決して信用しないという態度は、おそらく、身近な存在としてAIと付き合ううちに自然に習得した感覚なのだろう。ある意味では正しいAIリテラシーだと言える。AIネイティブのそのバランス感覚を大切にしてほしい。

出典:サイシア 恋の相談、10代の93%が「AIにしたことがある」。信じるのはAI 5%、占い26%|累計5万回の恋愛おみくじ「恋みくじ参道」利用者調査

文 = 金井哲夫

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