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2026.09.30 09:30

米クルーズ大手カーニバル、過去最高益で株価12%急騰

Gary Hershorn/Getty Images

Gary Hershorn/Getty Images

米国時間9月29日、米クルーズ大手Carnival Corporation & plc(カーニバル・コーポレーション)の株価が12%以上急騰した。同社が過去最高となる四半期の売上高と純利益を発表したことが好感された。燃料費の高騰にもかかわらずクルーズ需要が供給能力を大幅に上回っており、同社は通期の業績見通しを上方修正している。

同社が発表した第3四半期決算によると、純利益は過去最高の19億ドル(約3000億円)、総売上高は84億4000万ドル(約1兆3504億円)に達した。顧客からの予約に基づく前受金も過去最高の76億ドル(約1兆2200億円)となり、前年同期比で約7%増加している。また、2027年通期の予約稼働率と価格設定もともに過去最高水準にあるという。

第3四半期の調整後EPS(1株あたりの純利益)は1.43ドルとなった。燃料費の高騰や為替変動によって1株あたり0.10ドルのマイナス影響があったものの、前年と同水準を維持した。この決算を受け、カーニバルの株価は29日午前の取引で一時12%超の値上がりを記録した。この好調な値動きは同業他社にも波及し、29日の市場ではロイヤル・カリビアン・クルーズが約6%、ノルウェージャン・クルーズラインが約4%上昇している。

一方で懸念材料となるのが燃料費の高騰だ。カーニバルによると、平均燃料コストは1トンあたり607ドルから826ドルへと急騰しており、同第3四半期は6億1500万ドル(約984億円)に達した。業界幹部らは、エネルギーコストの圧力が続けば2027年に運賃が値上げされるか、あるいは各社が乗客1人につき1日10〜12ドルのサーチャージを事後的に請求する可能性があると警告している。

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翻訳=江津拓哉

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