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2026.10.03 13:00

人型ロボットの購入意向が「実体験で3倍」に跳ね上がる理由

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米国と英国で1000人を対象に行なった新しい調査結果によると、ヒューマノイド(人型ロボット)に非常に良い印象を持っている人は、わずか11%に過ぎないようだ。

人々にヒューマノイドを受け入れさせ、好意を持ってもらい、さらには購入してもらうために、ヒューマノイド開発企業がやるべきことはまだいくつもある。顧客ロイヤルティ(商品やサービスに対する信頼・愛着)を測る標準的な指標である「ネットプロモータースコア(NPS:親しい友人や同僚にどの程度勧めたいかを問うもの)」によると、78%もの人が否定的であるのに対し、推奨派はわずか10%にとどまっている。しかし興味深いことに、人々が実際にヒューマノイドを初めて体験すると、その状況は劇的に変化する。

企業側は、工場や店舗、そして最終的には家庭にも汎用ロボットがすぐに普及するという前提のもと、数百億ドルもの資金を調達してきた。筆者は現在、人型ロボットに関する情報集積ハブである「HumanoidMegaHub」で、ヒューマノイドメーカー380社と861台のロボットを追跡しているが、こうしたヒューマノイドと共存することになる我々一般人が、この状況についてどう考えているのかを知りたいと考えた。そこで筆者は、米国と英国に住む成人1000人を調査してみた。以下がその回答だ。

1. 全体的な感情:好意的 33%、否定的 40%、どちらでもない 27%
2. ネットプロモータースコア:マイナス68 (推奨派10%、否定派78%)
3. 最大の懸念:安全性と、雇用の喪失
4. 主な利用シーン:危険な作業、エンターテインメント、パーソナルアシスタント

全体的な購入意向は平均36%と、高くはない。また、ロボットを一度も使用したことがない人の場合、その購入意向は28%だ。また、人々は一般的に、ヒューマノイドを「有益なもの」というよりは「脅威」、「不可欠」というよりは「不要」、「安全」というよりは「危険」と捉えている。

消費者に受け入れてもらう必要がある産業にとって、これは厳しい船出だ。ヒューマノイドの多くは、産業用や物流用といった商業市場をターゲットとしているが、家庭向けに開発されているものも多い。例えば、ノルウェーと米国に拠点を持つ1Xの「Neo」は、他の用途にも活用されるものの、家庭での使用を明確に想定している。また、米Figure AI(フィギュアAI)が間もなく発売するロボット「Figure 04」も、家庭での使用を主目的としている。同社は、ロボットに家の掃除方法を学習させるために数十億ドルを投じている。

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翻訳=藤原聡美/ガリレオ

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