多くの人は1日をどのように終えるかを自分で決めていない。たまたま終わったところで1日はそのまま終了する。多くの場合、もう1回メールを確認したり、眠りに落ちるまで顔の近くでスマートフォンをいじったりして終わる。それは無害なことのように思える。なぜなら、その時点でその日重要だったことはもう終わっているからだ。だが心理的には1日の終わりは単なる「残り時間」ではない。最も重要なひとときだ。
それは、夜になると心は2つの仕事をこなしているからだ。
(1)その日に求められたことを手放そうとしている
(2) その日がどのような1日だったのか評価を下している
この2つがある程度うまくいけば、たとえ大変な日だったとしても人は「まずまずの1日だった」と感じる傾向がある。どちらもうまくいかなければ、良い1日でさえ何かが欠けているという漠然とした思いが残ることがある。
幸い、この2つは、私が「ソフトランディング」と呼ぶ習慣によってどちらもうまく行うことができる。この習慣ではその日の仕事を徐々に手放していき、最後は心から心地よいと感じられるひとときで1日を締めくくる。
どちらのステップも複雑ではないが、この2つを組み合わせることでその日がどのように記憶されるかに大きな影響を与えることができる。



