キャリア

2026.09.29 17:45

2027卒就活の過酷な現実 早く始めるほど長期化し6割超が内定ブルーに

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8月末の時点で27卒の就活状況は、内々定を獲得してめでたく就活を終えた人が約7割。だが喜んでばかりはいられない。内々定が出ても就活を続ける人もいれば、就職浪人を決める人、就活を終えても「内定ブルー」で苦しむ人もいる。そんな27卒の厳しい現実が「キャリアチケット就職」の調査で見えてきた。

約7割がすでに就活を終了

レバレージズが運営する新卒学生向けキャリア支援サービス「キャリアチケット就職」は、2027年3月卒業予定の大学生および大学院生351人を対象に就職活動に関する実態調査を行った。それによると、この8月時点で内々定をもらって就活を終えた人は66.1%。内々定は出たが、納得がいくまで就活を続けたいと頑張っている人が11.1%、内々定がまだ出ていない人は16.6%だった。内々定をもらった会社の数は、1社がもっとも多く(29.3%)、続いて2社が22.5%、3社が16.0%だった。

開始時期が早いほど就活期間は長くなる

就活開始時期は年々早まる傾向にあるが、この調査では皮肉な結果が示された。就活を開始した時期は、大学3年(修士1年)がもっとも多く、終了した時期は2026年4月または8月が多かった。平均の就活期間は7.6カ月だ。しかし、大学2年で就活を本格化させた人たちの終了までの平均期間は、じつに25.5カ月。2年以上も頑張っている。大学3年の4〜12月に始めた人は9.3カ月、大学3年の1〜3月に始めた人は3カ月であり、大学4年の4月以降に始めた人は1.5カ月にとどまる。

ざっくりだが、始める時期が早いほど長く就活を続ける傾向が見られる。早く始めて早く終わらせようという考えは、今年の就活に限っては通用しないようだ。

複数社の内定式に出る人、就職浪人を決める人も

内々定をもらった人にも苦労はある。その企業に人生を預ける決心がつかず、納得いくまで就活を続けたいと頑張る人、また複数の企業から内々定が出た人が22.5%いるが、それはそれで悩みがある。どこにするかを決めかねて、就活を続けつつ複数の企業の内定式に出席するという人が、2社以上の内々定を得た人のなかの22.6%にのぼっている。

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文 = 金井哲夫

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