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2026.09.25 08:30

オラクル株が急落、大型データセンター事業で「不可抗力」通知

Panama - stock.adobe.com

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オラクルの株価は米国時間2026年9月24日に4%超下落し、数十億ドル(数千億円)規模の時価総額が失われた。ブルームバーグは24日、同社がニューメキシコ州で建設中の巨大データセンター計画を巡り「不可抗力」通知を出したと報じた。通知には、計画が頓挫した場合にオラクルが支払いをしなくてもよいと主張できるよう、契約上の権利を確保しておく狙いがある。

不可抗力通知で支払い延期の余地、株価は一時6%超下落

ブルームバーグが事情に詳しい複数の人物の話として報じたところによると、オラクルはニューメキシコ州ドニャアナ郡の巨大データセンター「プロジェクト・ジュピター」を巡り、主要開発会社を傘下に持つブルー・オウル・キャピタルへ不可抗力通知を送った。

オラクルは同施設の主要テナントから撤退する考えではない。ただし、プロジェクトが2028年より前に遅延した場合には、予定されていた支払いを先送りしようとする可能性がある。この対応が契約上認められるかどうかは不明だ。

不可抗力とは、地震や暴風雨など、企業の支配が及ばない重大な事態が起きた際に使われる契約上の考え方だ。報道後、オラクル株は24日の取引開始後に6%超下落し、米国時間午後0時30分ごろにも4.4%安だった。

両社は計画継続を強調、通知だけでは日程変更を意味しない

オラクルのマイケル・エグバート・バイスプレジデントはフォーブスへの声明で、プロジェクトは「計画通りの日程で進んでいる」と述べ、ニューメキシコ州での計画推進に「自信を持っている」とした。

「不可抗力通知はこの規模の開発では一般的で、プロジェクトのパートナー間で契約上の権利を守るために使われることが多い。通知だけでプロジェクトの遅延が確定したり、引き渡し予定が変わったりするものではない」と説明した。

ブルー・オウルもブルームバーグへの声明で、両社は今も「完全に足並みが揃っている」と説明した。今回の通知によって、複数年にわたるプロジェクトへの資金拠出の約束は変わらないとしている。

株価下落でエリソンの資産価値は約1兆1448億円減少

フォーブスは24日時点で、オラクル共同創業者ラリー・エリソンの純資産を1821億ドル(約28兆9539億円)と推定し、世界8位としている。エリソンはオラクル株の約40%を保有しており、24日の株価下落で資産価値は約72億ドル(約1兆1448億円)減少した。

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