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2026.09.25 07:44

ビジネスを築いたのは「経験」、成長を導くのは「好奇心」

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キャリアを始めた頃、私は好奇心をリーダーシップのスキルだとは考えていなかった。それは生き延びるための手段だと思っていた。

私はベトナム難民として渡米し、成人してから英語を学んだ。周囲にあるものの多くが不慣れだったため、注意を払い、質問をするしかなかった。より良い未来を築きたいという思いから、物事の仕組みを理解することに飢えていた。

それから30年以上が経った今も、好奇心は私のリーダーシップの中核であり続けている。むしろ、経験を積むほどに好奇心の重要性は低下するのではなく高まると私は考えている。

経験は自信を与えてくれる。時が経つにつれ、パターンを見抜き、一つひとつの判断を疑わずに決断できるようになる。しかし、すでに知っていることで十分だと信じ始めた時、経験は制約にもなりうる。

創業者やベテラン経営者にとって、それは成功がもたらす最大のリスクの一つかもしれない。あるやり方が長年通用してきたのであれば、それを信頼するのは当然だ。しかし、それを疑うことをやめれば、あなたが会社を築くのに役立った経験が、やがて会社が次に必要とするものを見えなくしてしまうかもしれない。

経験は思考の出発点であって、終点ではない

テクノロジーは私たちの働き方を変えつつあり、AIがその変化を加速させている。同時に、顧客は支持する企業により多くを期待するようになっている。従業員もまた、職場やリーダーに何を求めるかを見直している。

過去に成果を生んだ戦略が、そのまま会社を未来へ運んでくれると想定することはできない。

私は30年以上教育に携わってきたが、今なお新しい問いを自分に投げかけ続けている。AIは生徒の学び方をどう変えているのか。明日、保護者は何を期待するようになるのか。また、フランチャイジーや教師から、私たちが支援する家庭に至るまで、組織内のすべての人々への支援をどこで改善できるかも知りたい。

かつて私たちはスプレッドシートを印刷し、多くのプロセスを手作業で行っていた。やがてそれらをオンラインに移行した。今では、より効率的に業務を進めるためのアプリケーションを構築している。ニーズは変わらなくとも、それに応える最善の方法は変わり続けている。

自社内の慣行をよく見つめてほしい。今も効果的だから残っているものもある。単に慣れ親しんでいるから残っているものもある。好奇心は、その違いを見抜き、より効果的に前へ進む助けとなる。

好奇心には謙虚さが必要だ

真の好奇心は、もっと良い方法があるかもしれない、あるいは自分が間違っているかもしれないと考える意志から始まる。

それはリーダーシップを弱めるものではない。判断力を強めるものだ。

会社が成長するにつれ、築き上げたものを守ることの重要性は増していく。しかし、それを築くのに役立ったすべての前提を守ることを意味してはならない。成功は自信を強化するかもしれないが、優れたリーダーは、かつて自分に役立った慣行や信念でさえ問い直すべき時を知っている。

謙虚さがあれば、自分が築いたものを誇りに思いながらも、それが同じままであるべきだと思い込まずにいられる。

最高のリーダーは、学ぶ立場を卒業しない

人々はしばしば、CEOは大半の時間を他者に教えることに費やしていると考える。しかし、私が敬愛するリーダーたちは、それと同じくらいの注意を学ぶことに向けている。

私は意識的に、メンター、他の経営者、フランチャイジー、そして従業員から示唆を得ようとしている。最近では、興味のあるテーマについてアイデアを探求し、理解を深めるためにAIも活用している。

ビジネスにおける優れたアイデアのいくつかは、役員室から生まれるわけではない。若い従業員はテクノロジーを異なる視点で見ているかもしれないし、家庭と直接向き合うフランチャイジーは、より効果的なプロセスを発見するかもしれない。

その場で最も豊富な経験を持っていたとしても、すべての問題を最も明確に見渡しているとは限らない。周囲の人々から学び続けることで、より広い視野と、リーダーとしての判断のためのより優れた情報が得られる。

成長志向の職場文化は問いを歓迎する

好奇心は経営層だけにとどまるべきものではない。それは職場文化、つまり組織全体の運営のあり方の一部となるべきだ。

それは、人々が物事のやり方に疑問を投げかけても安全だと感じられる環境を作ることから始まる。従業員は、面倒な人物と見なされることなく、会社がなぜ特定のプロセスに従っているのかを問える必要がある。誰かが潜在的な盲点を指摘したとき、反応は自己防衛ではなく、興味関心であるべきだ。

熟慮された問いは、それでもなお不都合なものになりうる。

かつて私の友人グループがアラスカのクルーズを計画した。下調べを済ませ、手配を進め、その選択に満足していた。すると一人の友人が質問を始め、計画全体に異を唱えた。結果として、私たちは代わりにアジアを巡る10日間のクルーズに出かけ、それは素晴らしい体験となった。

彼の好奇心が、私たちが可能だと想像していた範囲を押し広げてくれたのだ。

同じことが企業内でも起こり得る。従業員が自分たちの問いが歓迎されていると知っていれば、アイデアを共有し、問題を早期に特定し、前進するためのより良い道を見つけ出す手助けをしてくれる可能性が高くなる。

問いはあなたと共に成長すべきだ

30年前、起業家としての旅の始まりには、私の問いの多くは生き延びることに関するものだった。もっと多くの生徒を集め、給与を支払うにはどうすればいいかを見極める必要があった。その後、事業を拡大し、フランチャイズを販売する方法について考え始めた。

それらはもはや、私の関心の大半を占める問いではない。

今日、私は組織内でどのように未来のリーダーを育成するかを考えている。自分の時間が最大の価値をもたらす場所はどこか、テクノロジーがどのように我々の効率的な運営を支えられるかを考える。事業承継も私にとって重要になった。私が直接関与しなくなった後も、会社が力強くあり続けてほしいからだ。

私の役割が変わったから、私の問いも変わったのだ。

現在、あなたのリーダーシップを導いている問いについて考えてみてほしい。それは今なお、昨日の問題を解決することに焦点を当てていないだろうか。それとも、明日会社が必要とするものへの備えを助けているだろうか。

経験は、あなたに発言の場をもたらしたかもしれない。しかし、そこに何を持ち込み続けるかを決めるのは好奇心である。答えをすでに知っていると思う時こそ、問い続けてほしい。あなたのリーダーシップと会社の未来は、あなたが今もなお学ぼうとしている姿勢にかかっているのかもしれない。

(forbes.com 原文)

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