暗号資産

2026.09.25 07:30

ビットコイン急騰の中、ブラックロックが示す「AIと暗号資産」の融合

ブラックロックCEO、ラリー・フィンク(Paul Morigi/Getty Images)

ブラックロックCEO、ラリー・フィンク(Paul Morigi/Getty Images)

ビットコインはここ数週間で急上昇し、7月の安値から50%上昇した。一部のコインが突然急騰するなか、新たな暗号資産のゴールドラッシュに火をつけている。

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ビットコイン価格は1ビットコインあたり9万ドルに向けて急上昇し、1月以来の高値を記録した。その背景には、イーロン・マスクが次のビットコインブームに向け、水面下で環境整備を進めているとの見方が浮上している。

そして今、人気投資番組『シャーク・タンク』で知られる著名投資家のケビン・オリアリーが暗号資産投資に復帰し、新たな価格予測を公表するなか、ブラックロックのアナリストらは、ビットコイン価格を揺るがしかねない「異例の」暗号資産市場予測を発表した。

ビットコインや暗号資産、現実資産(RWA)のトークン化に注力する世界最大の資産運用会社ブラックロックは、人工知能(AI)と暗号資産が「経済活動においてAIシステム(マシン)の役割が拡大するにつれて、ますます融合しつつある」と予測した。これは、AIの「爆発的」な成長が続くなかで、暗号資産にとって巨大な新市場となる可能性がある。

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「人工知能の驚異的な成長は、この時代を定義するテクノロジーのテーマである。一方、デジタル資産の台頭は、金融インフラに特に大きな影響を与える、同時に進行しているテクノロジーのテーマを象徴している」と、ブラックロックのデジタル資産リサーチ責任者ウィル・スーやデジタル資産責任者ロバート・ミッチニックをはじめとする同レポートの執筆者らは記している。

大規模言語モデル(LLM)とブロックチェーンは「類似したトークン化アーキテクチャを共有している」と研究者らは指摘し、AIベースのエージェントによる商取引(エージェント・コマース)にはマシンネイティブな決済レールが必要となり、コンピューティングに対する需要の高まりが、巨大な新しい暗号資産市場を生み出す可能性があると付け加えた。

「総合すると、こうした発展によって、AIはデジタル資産普及の構造的な触媒となり、デジタル資産はAI経済の潜在的な促進剤となる。AIは情報を解釈して行動を指示し、ブロックチェーンはマシンが読み取り可能な資産とプログラマブル(プログラム可能)な決済を提供する。この関係はまだ十分に評価されておらず、自律性を強めるデジタル経済のコアインフラとして、デジタル資産の役割を拡大する可能性がある」

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