モビリティ

2026.09.24 09:30

EVメーカーのリビアン、リアビューカメラの不具合で約9万9000台をリコール

Michael Yanow/NurPhoto via Getty Images

Michael Yanow/NurPhoto via Getty Images

電気自動車メーカーのリビアンは、リアビューカメラの不具合を理由に電動ピックアップトラックやSUVなど計9万8828台を対象としたリコールを実施する。米運輸省道路交通安全局(NHTSA)への提出書類によると、車両をバックギアに入れた際、特定の状況下でカメラの映像が「適切に表示されない」恐れがあるという。

9月上旬に提出されたリコール報告書によれば、この不具合は2021年から2026年に製造された一部の車両のソフトウェアに関連しており、警告表示によってリアビューカメラの映像が遮られる可能性がある。

NHTSAはリビアン宛ての書簡で、この問題が「運転手の後方視界を狭め、衝突事故のリスクを高める」恐れがあると指摘している。

提出書類によると、リビアンは無料のソフトウェア・アップデートによってこの問題に対処しており、対象車両の大半にはすでに修正版が配信されているという。

リビアンは報告書の中で、このソフトウェア問題に関連する「事故、負傷、死亡」などの報告は現時点で確認されていないと説明した。

リコールの対象となるのは、2022年から2026年に製造された電動ピックアップトラック「R1T」(計3万4088台)と、2022年から2027年に製造されたSUV「R1S」(計6万2259台)だ。さらに、2027年モデルの新型SUV「R2」計2481台もこのソフトウェア問題の影響を受けている。

近年、リアビューカメラの不具合を理由とするリコールは相次いでおり、新興EVメーカーから伝統的な自動車メーカーまで広く影響を及ぼしている。過去1年間だけでも、フォードがリアビューカメラのソフトウェアに対する懸念から25万4000台以上のSUVをリコールしたほか、ゼネラル・モーターズ(GM)も同様の問題でセダン「シボレー・マリブ」を27万台以上リコールした。さらにフォードは2025年にもカメラの問題で大規模なリコールを実施しており、米国だけで約145万台が対象となっていた。

(forbes.com原文)

翻訳=江津拓哉

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