宇宙

2026.09.24 17:00

秋分の日は「昼夜同じ長さ」ではない、本当に等しくなる日はいつか?

New Africa/stock.adobe.com

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北半球では秋分によって正式に秋が始まる。秋分は、1年のうち昼と夜が等しくなる日とされる。しかし、問題が1つある。実際には等しくないのだ。主に地球の大気の影響で、昼間は夜間よりなお数分長く続き、本当に昼夜の長さが等しくなる日、すなわち「イクイラックス(equilux)」は数日後に訪れる。

重要な事実

9月分点(秋分)は、日本時間の9月23日午前9時5分に迎える。これは、北半球で天文学上の秋、南半球で天文学上の春の始まりを示す。

分点は世界中で同じ一瞬に起こるため、その時刻は米中部夏時間(CDT)の9月22日午後7時5分、米山岳部夏時間(MDT)の午後6時5分、米太平洋夏時間(PDT)の午後5時5分、アラスカ夏時間(AKDT)の午後4時5分、ハワイ標準時(HST)の午後2時5分に相当する。

その瞬間、太陽は天の赤道を南向きに横切る。どちらの半球も太陽の方へ大きく傾いておらず、地球はいわば太陽に対して横向きの姿勢を取っている。これにより昼と夜が等しくなるとされるが、実際にはそうではない。

なぜ昼と夜は等しくないのか

「Equinox(分点)」という語は、「等しい」を意味するラテン語の「aequus」と、「夜」を意味する「nox」に由来する。そのため、分点の日には地球上のあらゆる場所で昼が正確に12時間、夜が12時間になると思い込みたくなる。しかし、実際にはそうはならない。

地球の大気は太陽光を屈折、つまり曲げる。英国紙「ガーディアン」のスチュアート・クラークによると、このため私たちは、日の出前に太陽が厳密にはまだ地平線の下にあるときにも、また日没後に太陽が地平線の下へ沈んだ後にも、太陽を見ることができる。これは、水の入ったコップ越しに物を見るのに少し似ている。見かけ上の位置がわずかにずれるのだ。この場合、大気による屈折が結果として昼間の時間を数分延ばす。

もう1つの要因もある。日の出と日没は、太陽の中心ではなく、上端を基準に定義されているため、日照時間がさらに長くなるのだ。

イクイラックス、昼と夜が実際に等しくなるとき

北半球でそれが訪れるのは数日後で、「Equilux(イクイラックス)」と呼ばれる日である。ラテン語で「等しい光」を意味する。正確な日付は緯度によって異なる。東京ではイクイラックスは9月分点の数日後となる9月26日に起こる。

その後、北半球の大半で夜が昼より長くなり、1年で昼が最も短く夜が最も長い12月の冬至まで、夜の長さは伸び続ける。

(forbes.com 原文)

編集=鈴木喜生

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