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2026.09.27 14:15

若者こそ危ないニセ警察詐欺、20代の5割が本物と信じる手口

プレスリリースより

プレスリリースより

警察官を名乗る不審な電話を受けた人の9割以上が「ニセ警察詐欺」の手口を認知していたにもかかわらず、約4割が相手を本物の警察官だと思っていたことが、トビラシステムズ株式会社の調査で明らかになった。

【調査概要】
調査実施会社:トビラシステムズ株式会社
調査期間:2026年8月24日~25日
調査対象:警察官を名乗る不審な電話を受けたことがある全国の25~69歳の男女
有効回答数:360人
調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)

近年、警察官を装い、事件への関与や逮捕などを理由に金銭や個人情報を要求するニセ警察詐欺の被害が増加している。警察庁の発表によると、2026年上半期の特殊詐欺の被害額は1816億2000万円で、前年同期から618億8000万円増加。このうちニセ警察詐欺の被害額は507億9000万円に上り、前年同期を108億9000万円上回った。被害は20代から80代以上まで幅広い年代で発生している。こうした状況を受け、トビラシステムズは、警察官を名乗る不審な電話を受けた経験がある人を対象に、詐欺の認知状況や電話を受けた際の行動などを調査した。

約4割が「本物の警察官」と思い信用

警察官を名乗る不審な電話を受けた時点で、ニセ警察詐欺の手口を知っていたかを尋ねたところ「手口の内容まで知っていた」「名前は聞いたことがあった」を合わせると92.8%が詐欺の存在を認知していた。

一方、電話の相手を本物の警察官だと思ったかを尋ねると「本物の警察官だと思った」「途中まで本物の警察官だと思っていた」の合計は37.5%に上った。9割以上の人が「ニセ警察詐欺」の手口を知っていたにも関わらず、それでも約4割の人が一時的にでも相手を本物の警察官だと信じていたことになる。

年代別では20〜30代の5割以上が「本物の警察官だと思った」「途中まで本物だと思っていた」と回答。一方で、40代以上では「最初から疑っていた」が7割以上を占めた。

巧みな話術や個人情報で信用してしまう

電話の相手を本物の警察官だと思った理由で最も多かったのは「事件・逮捕などと言われ動揺した」だった。次いで「自分の氏名や住所などの個人情報を知っていた」「話の内容がもっともらしかった」が挙がった。

トビラシステムズによると、ニセ警察詐欺では「事件に関与している」「逮捕される」などと不安をあおり、指示に従わせようとする手口が発生しているようだ。また、犯人があらかじめ入手した氏名や住所などの個人情報を会話の中で示したり、複数の人物が登場する「劇場型手口」を用いたりすることで、相手を信用させるケースもあるという。同社は、突然の電話による不安や恐怖、巧妙に作り込まれた話の展開などによって冷静な判断が難しくなり、相手を本物の警察官だと信じてしまう可能性があると分析している。

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文=福島はるみ

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