世界で最もストリーミングされたアーティストは、ドレイクである。 2015年、彼の作品で合計18億回を超えるストリーミングがなされた。これほど高い数字になったのは、今年このスーパースターがアルバムを2つリリースしたからで、米国では、両方ともNo.1になった。 最もストリーミングされた女性はリアーナで、やはり10億回を超えている。
シングル曲で最もストリーミングされた回数が多いのは、Major Lazerの「Lean On (客演:DJ SnakeとMØ)」である。この曲は、今年の初めにリリースされたばかりだが、すでに5億5,000万回のプレイ数に到達しようとしている。これほどの数になるのにかかった時間を考えれば、信じられないほどの成功である。実際つい最近、この曲は、エド・シーランの「Thinking Out Loud」を抜いて、Spotifyで、これまでで最も聴かれた曲になった。エドを気の毒に思う必要はない。何故なら、彼は、依然として、これまでで最もストリーミングされたアーティストであり、今日まで、彼の音楽は、30億回を超えるストリーミングをされている。
今年は、ザ・ウィークエンドが大ブレイクし、ファンは、彼の音楽をSpotifyから取っているようだ。 彼の最新アルバムBeauty Behind The Madness, は、世界中で6,000万人の人からストリーミングされた。ブレイクと言えば、ノルウェー人のエレクトロニック・プロデューサーであるカイゴが、ニューカマー・オブ・ザ・イヤーのトップであった。彼は、プラットフォームのスポットライト・プログラムで最初に取り上げられ、10億回プレイされることになった。
2015年のデータを発表するリリースで、同社は、特に米国で、どの男性、女性、曲、アルバムが最も人気があったかについても公表している。取り上げられているアーティストや作品をざっと見ただけでも、ヒップホップが流行っているのは明らかだ。
以下は、米国のみのデータである。
米国のトップ5アーティスト
1. ドレイク
2. ザ・ウィークエンド
3. カニエ・ウェスト
4. エド・シーラン
5. エミネム
米国のトップ5男性アーティスト
1. ドレイク
2. ザ・ウィークエンド
3. カニエ・ウェスト
4. エド・シーラン
5. エミネム
米国のトップ5女性アーティスト
1. ニッキー・ミナージュ
2. ビヨンセ
3. リアーナ
4. アリアナ・グランデ
5. ラナ・デル・レイ
米国のトップ5曲
1. フェティ・ワップ – 「Trap Queen」
2. ザ・ウィークエンド – 「The Hills」
3. ザ・ウィークエンド – 「Earned It (Fifty Shades Of Grey)」
4. マーク・ロンソン – 「Uptown Funk (feat.ブルーノ・マーズ)」
5. メジャー・レイザー – 「Lean On (feat.MØ & DJ スネーク)」
米国のトップ5アルバム
1. ドレイク – 「If You’re Reading This It’s Too Late」
2. ザ・ウィークエンド – 「Beauty Behind The Madness」
3. フェティ・ワップ – 「Fetty Wap」
4. ビッグ・ショーン – 「Dark Sky Paradise」
5. レイ・シュリマー – 「SremmLife」
米国のトップ5バイラル曲
1. アレッシア・カーラ – 「Here」
2. ドレイク – 「Hotline Bling」
3. ロビン・シュルツ – 「Sugar (feat.フランチェスコ・イエーツ)」
4. エル・キング – 「Ex’s & Oh’s」
5. ダニー・トランペット&ザ・ソーシャル・エクスペリメント – 「Sunday Candy」(4位タイ)