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Helga Esteb / Shutterstock

自称「キング・オブ・オールメディア(あらゆるメディアの王)」ことハワード・スターンが再び、フォーブスの「2015年米テレビパーソナリティ収入ランキング」を制した。もっとも、その王冠を次にどこに置くつもりなのかは未定である。

スターンは2014年6月から2015年6月までの期間に合計9,500万ドル(約114億円)を稼ぎ出した。うち8,000万ドルはSirius XMサテライトラジオからの収入であるが、そのおいしい5年契約は2015年12月に満了する。スターンが再契約に応じるのかどうかは不明だ。彼は次にはNetflix、Apple Musicといったオンライン・ストリーミングのメディアを選ぶのではないかとの見方もある。スターンはまた、このランキングに選出される根拠となっていた仕事を辞めることも決まっている。年間1,200万ドル(フォーブス推定)を稼いでいたNBCの『アメリカズ・ゴット・タレント(America’s Got Talent)』の司会の契約が9月に終了しているのだ。つまり来年、彼がテレビの仕事を得られなかった場合には、このランキングの選外となってしまう可能性があるのだ。

ランキング第2位のエレン・デジェネレスは、自身の冠番組でセレブなゲストたちに恐れられるだけの女ではない。司会の仕事のほかに、自分の番組のビデオクリップのストリーミングサービス『エレンチューブ(ellentube)』などもあわせて、彼女の12か月間の稼ぎは7,500万ドル(約90億円)に上る。さらに彼女は今年、洋服のプロデュースも始めたほか、自身のスマートフォン向けのゲーム『ヘッズ・アップ(Heads Up!)』が2014年有料アプリのナンバーワンになっている。

デジェネレスだけでなく、ドクター・フィル・マグローとキム・カーダシアンも、アプリをリリースしている。マグローは息子のジェイ・マグロー、共同創業者アダム・ジャクソンと組んで『ドクターズ・オン・デマンド(Doctors on Demand)』というアプリをリリースした。このアプリの利用者は、米国の心理学者のネットワークにアクセスし、25〜50分のカウンセリングを受けることが出来る。マグローらは、リチャード・ブランソンや、ベンチャーファンドのアンドリーセン・ホロウィッツといった投資家から、2,400万ドルの資金調達に成功している。

「私がいつも言っているように、人は誰しも自分の人生のスターにならなければならない。だって、自分自身以外にいったい誰がなるというんだ?」とマグローは2013年にフォーブスのインタビューに答えて語っている。「ただの陳腐な意見だと思わないで、ちゃんと考えて欲しいんだ。キミは唯一の存在なんだから」

マグローのアプリは巨額の収入に結びついたわけではないが、それでも彼は、長寿番組となっている自身のトークショーと、13冊目の著書『20/20ダイエット(20/20 Diet: Turn Your Weight Loss Into Reality)』などにより7,000万ドル(約84億円)を売り上げている。われわれのランキングでマグローは第3位だ。

カーダシアンはアプリで収入を倍増させた。プレイヤーがセレブになることができるというロールプレイング・ゲーム『キム・カーダシアン:ハリウッド(Kim Kardashian: Hollywood)』は、フォーチュン誌調べによるとダウンロード数が47万7千を突破した。そのおかげで、セルフィーマニアのカーダシアンは2014年6月から2015年6月までの期間に5,250万ドルを稼ぎ出した。前年同期から2,500万ドルの増加で、ランキング第6位となった。

ランキングに登場した多くのパーソナリティは、テレビでの仕事だけでランキング入りを果たしている。7位のジュディス・シェインドリンは、自身の番組『ジャッジ・ジュディ(Judge Judy)』の判事役で2014年〜2015年に4,700万ドルを稼いだ。73歳の彼女は、1日平均約1,000万人の視聴者を抱えているスターである。

NBCの『トゥデイ・ショー(The Today Show)』のホスト、マット・ラウアーは、サブ司会者がたびたび交代しても生き残り、サラリーに関してはトップクラスを維持している。彼の収入は2,500万ドル、ランキングで第10位だ。「ラウアーは本当に知名度が高く、モーニングショーの分野ではリーダーだ」と語るのは、テレビ業界誌『Broadcasting & Cable』の編集者、デイド・ヘイズ(Dade Hayes)だ。「彼はどんな変革も乗りこなしている」

このランキングの集計期間は2014年6月1日から2015年6月1日、税金やマネジメント料を差し引く前の金額をベースにしている。金額の推定に際しては、Box Office Mojo、Pollstar、Nielsen、IMDBのデータ、および業界筋からの聞き取り調査に基づいている。


2015年米国テレビパーソナリティ収入ランキング

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Jim Spellman / Getty Images

1位. ハワード・スターン
ユーモアにはいささか品がないものの、ハワード・スターンは依然としてテレビ、ラジオ界の高給取りである。
Sirius XMラジオの冠番組と、「アメリカズ・ゴット・タレント」の司会で、スターンの2014年6月から2015年6月までの収入は9,500万ドルであった。

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Alberto E. Rodriguez / Getty Images

2位. エレン・デジェネレス
エレン・デジェネレスは、自身の冠番組でセレブなゲストたちに恐れられるだけの女ではない。
2014年6月から2015年6月までに7,500万ドルを稼いだエレン・デジェネレスが、テレビパーソナリティ収入ランキングの第2位である。

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Rommel Demano / Getty Images

3位. ドクター・フィル・マグロー
ドクター・フィル・マグローは、副業を大きな収入につなげた。
司会業と新著により、2014年6月から2015年6月の収入は7,000万ドルである。

4位. ゴードン・ラムゼイ
ゴードン・ラムゼイほど荒稼ぎしたセレブシェフはいない。2014年6月から2015年6月の収入額は6,000万ドルである。
ラムゼイの主な収入は、FOX系のヒット番組『ヘルズ・キッチン』『マスターシェフ』『マスタアーシェフ・ジュニア』によるものである。

4位. ライアン・シークレスト
ライアン・シークレストは、2016年に『アメリカン・アイドル』のファイナルシーズンが終わると、司会の仕事が減る予定だ。
ライアン・シークレストは今年、6,000万ドルを稼いだ。これはセレブシェフのゴードン・ラムゼイと同額だ。

6位. キム・カーダシアン
セルフィーマニアのカーダシアンは2014年6月から2015年6月までの期間に5,250万ドルを稼ぎ出した。前年同期からほぼ倍増となっている。
キム・カーダシアンの収入は、ユーザーがセレブを作ることが出来るというアプリ『Kim Kardashian: Hollywood』のリリースにより飛躍的に増加した。

7位. ジュディス・シェインドリン
判事ジュディス・シェインドリンは、19シーズンにわたる長寿の法律相談番組を継続中だ。
ジュディス・シェインドリンは、自身の番組『ジャッジ・ジュディ』の司会で2014年〜2015年に4,700万ドルを稼いだ。

8位. デヴィッド・レターマン
2015年5月に引退したデヴィッド・レターマンは、引退までの『レイトショー』の稼ぎでランクインを果たした。
デヴィッド・レターマンは、深夜枠の番組ホストとしては、ジョニー・カーソンの30年をしのぐ最長レギュラー司会者である。

9位. ショーン・ハニティ
ショーン・ハニティは、Fox Newsの番組や、全国シンジケートのラジオ番組で、政治について語っている。
ショーン・ハニティは、2014年6月から2015年6月までの期間に2,900万ドルを稼いだ。

10位. マット・ラウアー
マット・ラウアーはNBC『トゥデイ・ショー』の司会者の一人である。
マット・ラウアーは2014年〜2015年に司会業で2,500万ドルを稼いだ。

編集 = Forbes JAPAN 編集部

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