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I cover the business of sports with a big three/MMA focus.

Leonard Zhukovsky / Shutterstock

この「世界最大のスポーツ・チャンネル」は、依然ディズニーにとって最も利益率の高いケーブルテレビ事業だが、驚くべきペースでその加入者数が減りつつある。

11月25日に提出された年次報告書で、ディズニーは、ESPNの加入者数がこの1年で300万人減少し、2013年から今日まででは700万人減少したと発表した。9,200万人という現在の合計加入者数は、この10年近くでは最も少ない数字となる。

前決算期におけるESPN加入者数の落ち込みは、当初、7月に発表され、8月のディズニーの4半期決算の発表においても、このグループ最大の稼ぎ頭の不振は、しばらく続くと予想されていた。フォーブスのスティーブ・シェーファーは次のように言っている。

「同社は、ケーブルテレビ事業の営業利益が前年同期比1.2%減少の51億ドルとなった4半期決算の後で、2016年にかけてのケーブルテレビ事業の増益率予想を1ケタ台の後半から1ケタ台半ばに引き下げた」

その際、ディズニーのCEOボブ・アイガーは、デジタル・ストリーミングやビデオ・レコーディング・サービスなどの人気の高まりに対抗するものとしてスポーツ番組の重要性に言及し、「加入者のわずかな減少」に見えるこの現象をあまり重視しなかった。

スポーツ・ビジネス・デイリー紙によれば、2011年から2012年にかけて、1億人を超えていたケーブルテレビ加入者数は9,800万人を割り込むまでに減少しており、このケーブルテレビ解約の動きが大きな流れとなった新しい時代にあっては、これらの新しいサービスの登場は、間違いなく、ESPNの加入者数落ち込みの主な原因なのである。

シェーファーによれば、ESPNは加入者の引き留めに苦労はしているものの、いまだにディズニーの営業利益の約半分(46%)を稼ぎ出しており、このスポーツ・チャンネルがディズニーにとっての最重要部門であることを再確認させてくれる。フォーブス10月号の記事「グレート・スペキュレーション」では、ESPNについて、料金の値上げと広告収入の増加が加入者減少分を埋め合わせるとして、同社の成長軌道を提示している。

フォーブスでは、2015年の最も価値のあるスポーツブランドに、ナイキに次ぐ2番手として170億ドルの企業価値を持つとされるESPNを選出した。ESPNは現在、フォーブスによって、全ブランド中32番目に価値の高いブランドに選ばれている。

編集 = Forbes JAPAN 編集部

 

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