ドナルド・トランプ大統領の低い支持率と長引く経済への懸念が共和党を不利な立場に置いているとの見解が広がるなか、民主党が下院の過半数を奪還する可能性がここ数週間で高まった。複数の世論調査やデータトラッカーがこれを示している。
下院選の投票先は民主党51%、共和党43%で8ポイント差
ニューヨーク・タイムズとシエナ大学が今週前半に発表した世論調査では、回答者の51%が自身の選挙区で出馬している民主党の下院候補に投票すると答え、43%が共和党候補に投票すると回答した。残りの6%は「わからない」あるいは回答を拒否している(有権者1503人を対象に9月8日から13日にかけて実施。標本誤差は2.9ポイント)。
同調査では、移民、経済、医療など全8項目の政策課題のうち、AIに関する1項目を除くすべての課題において、有権者が共和党よりも民主党を信頼していることが判明した。
別の全国調査でも民主党が先行、13ポイント差まで開く
同じく今週前半に発表されたマーケット大学ロースクールの世論調査(政党名のみを提示して投票先を尋ねる手法)において民主党が躍進した。投票に行く可能性が高い層の回答は共和党を13ポイント引き離し、登録有権者でも8ポイントのリードを奪った。7月に同校が実施した調査では民主党がそれぞれ6ポイントと2ポイントの差をつけていたが、そこからさらに差を広げた形だ(米国成人1023人を対象として9月2日から9日にかけて実施。標本誤差は3.3ポイント)。
世論調査平均でも民主党が8ポイント超、9月に差が拡大
複数の世論調査の平均値を見ても、ここ数週間で民主党が下院選の政党別支持率でリードを広げていることがわかる。
データアナリストのネイト・シルバーが運営するSilver Bulletinによると、9月18日時点で民主党の支持率は49.5%対41.6%で7.9ポイントのリードとなっており、9月1日時点の48.3%対41.6%からリードを拡大した。
Real Clear Politicsが発表した世論調査の平均値でも、民主党は50.5%対41.9%で8.6ポイント差をつけてリードしており、9月1日時点の数字からリードは2.9ポイント拡大した。



