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2026.09.19 07:00

サウジがイエメンに中国製弾道ミサイルを発射した可能性 その意図は?

イエメンに落下した中国製短距離弾道ミサイル「東風-15A(DF-15A)」の一部と見られる残骸。ソーシャルメディアで共有された動画から

ひるがえって現在、イエメンへのDF-15Aの発射は、サウジアラビアにとって、イランにこうシグナルを送るものだったのかもしれない。イランが南北から現地の武装組織を通じてサウジアラビアの安全保障と経済を脅かし続ければ、サウジアラビアはイラン国内をこれまでより深く攻撃する用意がある、と。DF-15A自体は、到達できるのはせいぜいイランの沿岸地域に限られるが、DF-3AやDF-21はイラン国内の奥深くを攻撃できる可能性がある。

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仮にサウジアラビアがイラン国内へのこうした深部攻撃に踏み切れば、新たな危険なエスカレーションになるだろう。さらに、そのミサイルでイランの民間人に死傷者が出れば、イランの体制側によって大きな宣伝材料に利用されかねない。もしサウジアラビアがイランの人口密集地にミサイルを打ち込めば、民間人の犠牲は避けられない。

そうした事態になれば、イランは武装組織を通じて、あるいは直接の行動で状況をさらにエスカレートさせて、サウジアラビアの重要インフラや都市、エネルギー施設に、より大きく持続的な損害を与えようとするおそれもある。

この地域での危機の度合いは、かつてないほど高まっているのかもしれない。

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forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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