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2026.09.18 10:15

金利上昇は投資家と株式市場に何をもたらすのか、「5%」が変えた前提

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金利上昇と株式市場の関係性が今、転換点を迎えた。米連邦準備制度理事会(FRB)は2023年以来となる利上げを実施し、政策金利の誘導目標を3.75%から4%へ引き上げた。現在、大半の投資家はさらなる利上げが控えているかどうかを見極めようとしていることだろう。

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市場はFRBの声明や予測、さらには言葉の些細なニュアンスまで探ろうとするかもしれない。だが、彼らは見るべき数字を間違えている。株式市場にとって本当に重要な数字は「5%」なのだ。

これは、現在の10年物米国債から得られる大まかな利回りである。現金や国債が株式と本格的に競合し始めた時に何が起こるか、私はこの目で見てきた。投資家の目は厳しくなり、安価な資本に依存してきた企業が真っ先にその脆弱性を露呈するのが常だ。5%という利回りは、決して株式の魅力を奪うものではない。ただ、投資家が株式に「ノー」と言いやすくするだけだ。

株式投資にはより高い説得力が求められる

金融危機が起きてから長い間、投資家には選択肢がほとんどなかった。現金を持っていても利息はつかず、債券のリターンも無に等しかったため、資金は株式へと流れ続けた。資金が流入するに値する銘柄もあったが、そうでない銘柄も山ほどあった。常識的な代替の投資先が軒並み無視できるほどのリターンしか生み出さない状況下では、投資家は非常に寛容になる。法外なバリュエーション、遠い将来の利益見通し、さらには「数年後に起こり得ることで評価してほしい」と求める経営陣に対してすら甘くなるのである。

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現金が無利息だった時代は去り、待つだけで5%が入る

だが今は違う。投資家はある銘柄を見て、その株価が馬鹿げていると判断すれば、より良い機会を待つことができる。そしてその間、約5%の利回りを受け取ることができる。次の流行テーマを追いかけるプレッシャーもなく、市場が成長しているからといって「完璧な前提でこの企業を値付けすれば、まだ割安だ」と自分を騙す必要もない。かつて、投資における「忍耐」には機会損失というコストが伴った。しかし今日では、忍耐が収入を生み出す。

これが投資家の行動を変える。待つことで対価が得られる以上、企業側は投資家に「待つのをやめて投資する」だけの十分な理由を提供しなければならない。もはや魅力的なストーリーだけでは不十分だ。そのストーリーの大半が実現するという前提が、すでにバリュエーションに織り込まれているような場合はなおさらである。

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翻訳=江津拓哉

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