AIにお勧めの証券会社を聞いたら、提示された会社はネット証券に大きく偏っていたという調査結果が発表された。AIだからネット証券と仲がいいのかわからないが、その原因はAIが情報源としている引用元に関係しているようだ。
ネット検索に関するコンサルティング事業を展開するAI検索パートナーズは、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Microsoft Copilot、Claude、Google AI Overviews、Google AI Modeの7つのAIモデルに対して、証券会社を選ぶ際によく検索される質問を行い、2026年9月時点で得られた168件の回答を集計した。ここで言うネット証券とは、SBI証券や楽天証券などのオンライン取引を主体とする証券会社のこと。それに対して、野村證券などの対面取引を主体とする大手証券会社は、オンラインサービスを行っていても「対面型」としている。
その結果、AIが提示した名前は、ネット証券に集中していた。回答に登場した証券会社は14件に留まり、上位3社にその約66%が集中。さらに上位5社には約87%が含まれていた。それに対して、対面型の取引を主体とする大手証券会社の名前が登場した割合は1割未満だった。ちなみに、日本には現在、およそ266社の証券会社(有価証券関連業を行う事業者)がある。



