サムスン「巻き物式のスマホ」を開発中? 特許資料で判明

サムスンが新型スマートフォンの特許申請用に提出した画像。ディスプレイが巻き物状になっている

サムスンの新しいスマートフォンなら、画面に傷がつく心配をしなくていいかもしれない。
米国特許商標庁は、サムスンが特許申請中の「折り畳み式スマホ」と「巻き物式のスマホ」のデザインを公開した。どちらのデザインもかなり画期的だ。

折り畳み式は、端末を畳んでいるときも画面を操作でき、本のように開けばさらに詳細なメニューを実行できる。特許資料に記載されたもう一つのスマホは、古代の巻き物のように巻くことができる。

曲げたり折りたたんだり、巻き取れるスマホ画面の開発は、数年前から噂に上っていた。サムスンは2013年に折り畳み式スマホのコンセプト動画をユーチューブで紹介していたが、今回の特許資料によって、発売に向けて準備が進んでいることが明らかになった。サムスンはすでにギャラクシーシリーズで曲面ディスプレイのスマホを発表している。さらに刺激的なデザインが近いうちに登場するのかもしれない。

サムスン
特許申請の図表番号1A。折り畳み式のデザイン


編集=上田裕資

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