1. Make Agentic AI Work for You(IBM SkillsBuild)
IBM SkillsBuildが提供するこの無料認定資格には、3つのモジュールが含まれる。
・Unleashing the Power of AI Agents(AIエージェントの力を解き放つ)
・Introduction to RAG(検索拡張生成入門)
・The Rise of Multiagent Systems(マルチエージェントシステムの台頭)
3つのモジュールをすべて修了すれば、それぞれについて認定を得ることができ、実質的に1つの学習パスから3つの資格を取得できる。認定はバッジとして発行され、コース修了に関するメタデータが埋め込まれており、オンライン履歴書に添付したり、LinkedInで共有したり、メール署名に含めたりできる。
コースを修了すると、RAGとAIエージェントのユースケースやメリットを特定できるようになると同時に、業界で認知された認定資格を得られる。
2. Introduction To Vibe Coding(Microsoft Learn)
Microsoft Learnには「Introduction to Vibe Coding」という短期コースがあり、9つのモジュールを2時間未満で修了できる。
AIコーディングアシスタント「GitHub Copilot」とバイブコーディング(AIに要望を自然言語で伝え、対話を重ねながら開発を進めていく手法)を活用してプロトタイプアプリを作成する方法を学べる内容で、プロダクトマネージャー、AIコンサルタント、オートメーションスペシャリスト、プロジェクトマネージャー、デジタルトランスフォーメーション関連職などに応募する際に役立つスキルだ。
修了時には、Microsoft Learnのプロフィールに合格認定が表示される。
3. Agents And Workflows(OpenAI Academy)
OpenAI Academyでは、上司やLinkedIn、あるいは応募先の雇用主やクライアントと共有できるデジタルバッジを取得できる、新しい認定資格や短期コースが多数用意されている。
執筆時点では、すべての学習教材が無料で、ChatGPTアカウントがあれば簡単にアクセスでき、ライブのラーニングウェビナーも提供している。
そのうちの1つが「Agents and Workflows」というコースで、名前の通り、AIエージェントの指示、協業、アウトプットの改善方法を学べる。OpenAIのウェブサイトによれば「コンテキストの提供、アウトプットの定義、境界の設定、結果のレビュー、ワークフローの改善を通じて、エージェントと働く方法を学びます」とある。
コースは自分のペースで進められ、修了までは約90分。修了時にはデジタルバッジを獲得できる。
明確にしておきたいのは、これらの資格は雇用主が求める判断力、専門分野の深さ、実務の実績を代替するものではないという点だ。しかし、信頼できる出発点となり、履歴書の表現力と競争力を高め、面接で語れる話題を提供してくれるため、内定獲得の可能性を高めることができる。
次に応募したい職務に最も近いコースを選び、修了し、たとえ現在就業していなくても実際のプロジェクトに応用してみよう。
デジタルバッジや認定資格は素晴らしいものだが、最も重要なのは、その認定を得たあとに何をするかである。


