発売は10月23日で、それまで実機を目にすることはできないにもかかわらず、初の折りたたみiPhoneは大きな注目を集めている。そして新たなレポートは、今後10年以内に折りたたみスマートフォンが新規販売の過半数を占めるようになると予測している。レポートの内容と、それがなぜ重要なのかを見ていこう。
ブルームバーグでアップルを取材する記者のマーク・ガーマンは、最新のPower Onニュースレターにこう書いている。「ポケットに大きなディスプレイを入れて持ち歩けること、そして多くの作業でノートパソコンやタブレットの代わりになる端末であることの利点を、ユーザーはこれまで以上に実感するようになる。折りたたみ式は、あらゆる用途をこなす将来のコンピューティング製品になり得る」
ガーマンは、アップルが拡張現実(AR)グラスや別のウェアラブル端末といった新製品を手がけているように見えていたことにも触れている。「ところが、アップルが思い描いていたのは別のものだった。iPhoneそのものを進化させることだ」
ガーマンも、他メディアやアナリストがiPhone Duoに対して寄せている高い期待に共感を示している。新鮮に感じられる点を評価し、本人の言葉を借りれば「今後長年にわたり、パーソナルコンピューティングのあり方を変える」可能性があるとしている。
実機をほとんど誰も見ていない段階での評価である。ガーマンはさらに、ソフトウェア、素材、耐久性のどれを見ても、Duoはほかの折りたたみ端末とは別格だと考えていると述べている。
耐久性と設計──サムスンとアップル
本当に別格なのかは、これからわかることだ。サムスンは折りたたみ端末を作ってきたこの8年で、耐久性と素材の問題を克服したと私は思う。私自身、何台ものGalaxyの折りたたみ端末を使ってきたが、どれも丈夫なまま、傷んだところもなく、問題は起きていない。
とはいえ、iPhone Duoのソフトウェアの作り込み、ほとんど見えない折り目、しっかりしたフレームが、この端末の存在感を確かなものにするだろうというガーマンの見方は正しいと思う。



