「アップルウォッチ2の出荷開始は、初代モデルの発売から1年に当たる2016年4月頃になるだろう。アップルが開発を進めてきた4インチ端末のiPhone 6cも同イベントで発表されるかもしれない」と9to5Macは報じている。アップルは第1世代のアップルウォッチを2015年4月に発売している。
「アップルウォッチ2」には新しいカメラやWi-Fi機能が搭載され、ヘルスセンサーの技術も進化すると見られている。アップルは9月に新しい色やバンドを追加した他、「watchOS 2」をアップグレードしてサードパーティ製のネイティブアプリに対応させている。
調査会社IDCによると、アップルは2015年3Qに390万台のアップルウォッチを出荷している。世界のウェアラブル市場でのシェアは18.6%でFitbitに次ぐ2位となっている。IDCは、「エンドユーザーの関心はエントリーレベルで価格が最も手頃なアップルウォッチ・スポーツに集まっている」としている。
iPhone 6cを投入することで、アップルはiPhone 5で初めて投入した4インチ端末を継続することになると9to5Macは報じている。アップルは4.7インチのiPhone 6sや5.5インチのiPhone 6s Plusなど端末の大型化を進めてきたが、ユーザーの一部からは小さなサイズの方が使いやすいという声が上がっていた。9to5MacはiPhone 6c のスペックについて、「iPhone 5sとiPhone 6sの中間に相当するだろう」と予想している。また、同モデルには最新のA9チップが搭載されると噂されている。
9to5Macはこれまでに多くの予測を的中させてきた。フォーブスは本件についてアップルにコメントを求めたが、まだ返事は届いていない。