リーダーシップ

2026.09.13 10:57

チームの「暗黙のルール」を語り合えるものに変える方法

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チームの社会規範を可視化し、語り合い、形づくりたいリーダーのための実践ガイド。

すべてのチームは、あらゆる集団と同じく、一連の暗黙のルールによって動いている。それは一種のオペレーティングシステムのようなもので、多くの場合、管理されず、目にも見えない。こうした社会規範は、支え合いを促し活気づけるものから、妨げになるもの、さらには有害なものまで幅広い。規範を語り合えるものにできれば、チームは協働のダイナミクスを自ら形づくる力を高められる。

課題は、人々がこうした規範に気づいていないことではない。課題は、それが集団で共有される対話の一部になることがめったにない点にある。

私は仕事のなかで、日常のリーダーシップ、つまり共有された仕事の経験を形づくる小さな働きかけについてよく話す。チームで規範について話し合えるようになることは、そうした働きかけのなかでもとりわけ実践的なものの一つだ。

チームの規範を浮かび上がらせる簡単なエクササイズ

デイビッド・ブラッドフォード(スタンフォード大学経営大学院名誉教授)の研究をもとにしたもの。

  1. 全員に、明示的なものも暗黙的なものも含め、グループ内で機能していると感じる規範を書き出してもらう。以下のような問いを検討する。
    • ここで良きメンバーであるためには何が求められるか。
    • どのような発言や影響力が、このグループで認められているか。
    • どのような会話が奨励され、あるいは抑制されているか。
    • 意見の食い違いや緊張をどのように扱っているか。
    • どのような行動が注目され、強化されているか。
    • どのような行動が「範囲外」とされているか。
    • どのような話題がすぐに姿を消しがちか。
  2. グループとして、合意できる暗黙の規範と明示的な規範の共有リストを作る。
  3. 15〜30分後、いったん引いて、リストを一緒に眺める。何が目立つか。これらの規範のなかに、実際のものではなく理想として掲げているものはないか。それについて話し合うのはどのような体験だったか。こうした規範は、チームの機能や能力にどう影響しているか。グループをこのように運営したいと思うか。

認識から「語り合える状態」へ

このエクササイズの目的は、完璧なリストを作ることではない。目的は、語り合える度合いを高めることにある。

ほとんどのグループには、すでに認識がある。人々は、会議で何が起きているか、誰が話し、誰が黙っているか、誰の声が聞かれているか、どの話題が消えるか、どの緊張が避けられているかに気づいている。課題は、こうした観察が個々人のなかにとどまるか、その場の外での会話に閉じ込められがちなことだ。人々はしばしば規範について陰で語っているが、それを一緒に形づくれる当事者同士では話していないのだ。

多元的無知に関する研究は、人々が内心ではある規範に同意していないにもかかわらず、他の全員はそれを支持していると誤って信じることが頻繁にあると示している。私がイェール大学の同僚ジェニファー・ダナルズと共同執筆した論文では、この個人の見解と認識されている合意とのギャップが、規範の変化を妨げる壁になる仕組みを説明している。

ひとたび観察したことを声に出せるようになると、重要なことが可能になる。語り合える状態は選択肢を生む。そして選択肢が、変化を可能にする。

誰かが「ここには、意見の相違を避けるという規範がある」と言ったときに何が起きるかを考えてみてほしい。

誰もその発言に反論できなければ、その規範はすでに可視化されている。

誰かがすぐに反論すれば、それもまたデータだ。

複数の人が「実は、私は違うふうに感じている」と言えば、それもデータだ。

人々が気まずそうに笑ったり、上司の顔をうかがったり、沈黙したり、話題を変えたり、なぜその規範が存在するのかを説明し始めたりすれば、そのすべてがデータだ。

グループは単にその規範について話しているのではない。多くの場合、リアルタイムで規範を演じているのだ。

時に、規範についての会話そのものが、その規範が存在することの最も明確な証拠になる。

会話を可能にするもの

人々は、自分が見ているものを名指せるだけの安心感と、チームでの自らの経験を語る勇気を持つ必要がある。同時に、自分とは異なる経験に耳を傾ける意志も欠かせない。

いくつかの小さな工夫がこれを容易にする。解釈ではなく観察から語る。自分自身をそのシステムに含める(「私たち」「このグループ」)。発言をすぐに説明したり擁護したりせず、そのまま置いておく。

会話が少しぎこちなくなったとしても、それは必ずしも問題ではない。多くの場合、それはグループが普段は遠ざけられている何かに触れたことを意味する。その瞬間のリーダーの仕事は、取り繕うことではなく、他の人が反応できるところまで十分にその場にとどまることだ。

こうした会話は、一度きりのエクササイズではない。チームが自らの力学を見つめ、形づくる力を持ち始める出発点である。グループが実践を重ねるほど、現実に起きていることを扱えるという自信は増していく。そしてその力は、次に訪れるどのような課題に対しても資源となる。

forbes.com 原文

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