リンクトイン
パングラムによれば、AIコンテンツが最も多かったのはリンクトインだった。リンクトインの投稿は調査の対象となり、リンクトイン、X(旧ツイッター)、レディット、Substackの4つで検出されたAIコンテンツの62%を占めた。
リンクトインは最近、プラットフォーム上に「AIスロップ」を置きたくないと表明し、利用者向けのベストプラクティスをまとめた。「AIスロップ」とは、明確な主張も独自の視点も意味も持たないAI生成コンテンツを指す。あわせて、フィードに流れてきたAI生成の投稿を利用者が報告できる新機能「低品質なAIコンテンツに見える」も発表した。
自分の投稿が「AIコンテンツに見える」と受け取られた場合、その旨のフィードバックが本人に届くこともある。投稿が削除されるわけではないが、リンクトインのコミュニティが自分の投稿をどう見ているかを本人に伝えるのがねらいだ。
さらにリンクトインは、AIの支援を受けたコンテンツであっても、価値を加え、実在する人の専門性や経験を引き立てたり示したりするものであれば歓迎する、との考えを示している。
TikTok
TikTokは、プラットフォーム上のAI生成コンテンツ、すなわち画像・動画・音声を「AI生成コンテンツ(AIGC)」と呼んでいる。同社は、実写と見まがう内容を含みうるAIGCには、すべてラベルを付けるようクリエイターに義務づけていると説明する。AIによって大きく編集・加工されたコンテンツにも、ラベルを付けるよう促している。
クリエイターが自分の投稿でAIGCであることを自ら示す方法は、次の3つである。
・テキストを加える
・ハッシュタグのステッカーを貼る
・TikTokの説明文で触れる
こうした自己申告とは別に、TikTokにはラベルが2種類ある。1つは、クリエイターが自分で付けるラベルである。投稿時に「AI生成コンテンツ」の設定をオンにすると、動画に「クリエイターがAI生成のラベルを付けました」と表示される。もう1つは、TikTokの側が自動で付けるラベルで、クリエイターがTikTokのAIエフェクトを使うと「AI生成メディアを含む」と表示されることがある。
X(旧ツイッター)
X(旧ツイッター)は、AI生成コンテンツを見分けるために「AIで生成」(Made with AI)ラベルの適用範囲を広げたと公表した。
同社はまた、コミュニティノートを強化したことも明らかにした。コミュニティノートは、投稿に文脈を補って内容をはっきりさせたり、誤りを正したり、議論を足したりすることで、読む人がより正確に判断できるようにする仕組みである。


