キャリア・教育

2026.09.17 18:00

すばやく結論にたどりつく「地頭」の良い人が実践している2つの習慣

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学術誌『Judgment and Decision Making』などに掲載されてきた「説明深度の錯覚」に関する研究は、再現性の高い発見とされている。説明深度の錯覚とは、物事の仕組みを理解していると思っていても、いざその仕組みを段階ごとに説明しようとすると、説明の途中に抜けがあることに気づくことを意味する。地頭がいいように見える人であっても、常にこの壁にぶつかっている。ただし彼らが他と違うのは、早い段階において自らの主体的なルーティーンとしてその壁にぶつかる点にある。

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習慣2:「わからない」と言うことに抵抗がない

2つ目の習慣は、知性とは正反対のものに思えるかもしれない。そのためにこの習慣は、おそらく過小評価されている。2024年に学術誌『Nature Human Behaviour』に掲載された研究では、科学者が自らの知識の限界を素直に認める姿勢を見せると、人々はその科学者や研究を、より信頼する傾向があることが明らかにされた。

本当に賢い人は、答えを曖昧にするための歯切れの悪い言い回しを一切使わず、自分の知識の限界を素早く、かつ率直に口にする傾向がある。ここで機能しているのは「メタ認知」の正確さであり、これは単に、自分が何を知っているかを知っていることを意味する。これは、物事を知ることとは異なる能力であり、知識をうまく活用できるかどうかを左右する能力でもある。知識はそれほど多くなくてもその限界を正確に把握している人は、知識が豊富でも自分の知識の確実性を見極められない人より、知識を有効活用できることが多い。

「知らない」と言えない人は、傲慢なのではなく、何かを守ろうとしている。多くの場合、それは何年もかけて築いてきた「有能な人物」という評判であり、もしそれが失われれば本人にとっては大きな痛手になるだろう。そうした恐れは実際に起こり得るものであり、的外れとはいえない。ただし問題は、その評判を守ろうとすることで、別の何かを損なってしまう可能性にある。なぜなら、言語化されずに隠蔽された知の空白は、決して埋まることがないからだ。

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forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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