1シーズンや数カ月にわたり海外で働くことは、スロートラベル(時間をかけた旅行)を楽しみ、異文化への理解を深めながら、ちょっとした小遣いを稼いだり、目的のために貯金したりする優れた方法だ。しかし、現地に到着して実際に働き始める前に、どの渡航先が最適な拠点となるかを見極めるのは難しい場合がある。
送金サービス大手レミトリー(Remitly)による新たな調査では、ウィンターリゾートから果樹栽培地域まで、21カ国にまたがる人気の季節労働先88カ所を分析した。生活費、求人需要、安全性、アクティビティなどの要素を調べ、最も優れた場所を選び出している。
上位に入った5つの渡航先は以下の通りである。
日本・ニセコ
冬に特化した海外の季節労働を探しているなら、ニセコが有力な選択肢となる。北海道のスキーリゾートであるニセコは、100点満点中79点の総合スコアを獲得し、リストに入った他の渡航先を大きく引き離した。安全性と、比較的妥当な日常生活費の面で高い評価を得ている。
イタリア・コルティナ・ダンペッツォ
イタリアのコルティナ・ダンペッツォは、総合スコア73.1で2位に入った。この渡航先が上位に入った大きな理由は安全性の高さで、同項目のスコアは94.1に達し、調査対象の中で最も安全な目的地となった。唯一の難点は手頃さで、1カ月分の家賃は現地の最低賃金で約81時間働いた額に相当する。
ニュージーランド・セントラル・オタゴ
3位はニュージーランドのセントラル・オタゴで、総合スコアは68だった。この地域は本調査における農業関連の目的地の中で最も高く評価されており、収穫作業やワイン産業での仕事を探す季節労働者にとって理想的な場所だ。
ニュージーランド・クイーンズタウン
クイーンズタウンは、季節雇用の機会と、アウトドアアドベンチャーやアクティビティの充実が評価され、総合スコア66.6を獲得した。季節労働とアクティブなライフスタイルを組み合わせたい人、とりわけスキー好きにとって優れた選択肢である。
ニュージーランド・ダニーデン
クイーンズタウンに続くのは、リストで3つ目のニュージーランドの渡航先となるダニーデンで、総合スコアは66.3だった。データによると、ダニーデンはナイトライフ関連の仕事や季節的なホスピタリティ業に最適な場所だ。山岳リゾートやスキーの街で働いたり暮らしたりすることを必ずしも望まない人にとって、魅力的な選択肢となるだろう。



