イラン紛争が再び激化し原油価格が上昇するなか、航空会社のCEOやアナリストらはホリデーシーズンから2027年にかけて航空運賃が上昇すると警告している。
ジェット燃料は1日で6%上昇、イランへの攻撃開始後は71%高
紛争が再びエスカレートするなか、米国時間9月9日のジェット燃料価格は前日から6%上昇して1ガロン=4.28ドルとなり、開戦時から71%上昇した。
ジェットブルー航空は第3四半期のジェット燃料価格を1ガロン=3.96ドルと想定し、事前の予測値であった3.49ドルから引き上げた。
米国の航空各社の多くは、第3四半期のジェット燃料価格が3.15ドルから3.80ドルの範囲に収まると想定していた。
4.28ドルという価格は1バレル=約180ドルに相当し、原油と精製燃料の間に1バレルあたり約80ドルの価格差が生じていることを意味する。
製油所の利益幅の目安となるこの「クラック・スプレッド」は、イラン紛争が始まる前の約23ドルから3倍以上に膨れ上がった。
秋の米国内線平均運賃は前年比39%上昇、旅行断念の懸念も
ホッパー・テクノロジー・ソリューションズのデータによると、秋の米国内線平均運賃は前年比で39%上昇した。
フライト追跡アプリ「Flighty」の航空・旅行担当記者であるケイティ・ナストロはフォーブスの取材に対し、「一般的な旅行者は今年のホリデーシーズンの旅行を諦めざるを得ないかもしれない」と語っている。



