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2026.09.14 12:45

1.5億円の数学賞を巡るOpenAI論争、AI導入企業が見直すべき4つの論点

Ascannio - stock.adobe.com

OpenAIは1万のAIエージェントを88時間動かし、証明を完成させたと説明

OpenAIによると、同社は2026年9月1日の時点で未公開モデルをこの未解決問題に取り組ませていた。続いて1万のエージェントを88時間動かし、9月5日には証明を完成させたという。

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2026年9月6日に行われた一連の電話で、バックマスターは、自分のCodexセッションがモデルの学習に使われたのかを尋ねた。バックマスターによれば、この質問には回答がなかった。

バックマスターは、自分の主張の範囲を慎重に限定している。OpenAIの証明を見ておらず、自分のデータが使われたかも分からない。誰かを非難しているのではなく、自分が何を伝えられ、何を提案されたのかを書いているだけだとしている。

OpenAIは2人の研究利用を否定し、功績を巡る説明も食い違う

OpenAIは、バックマスターとアルポゲの研究を利用したことを否定し、賞金を求める考えもないとした。計算コストは数百万ドル(数億円)と見積もっている。ただ、OpenAIは、利用時に得られたデータを個人が特定できないよう処理した上でモデル改善に使った可能性までは排除できないとしていた。

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OpenAIは、この件についてXに投稿している。

セバスチャン・ブベックは、アルポゲが競合企業で働いていなければ話はもっと簡単だったと述べたことを認めた。バックマスターに「なぜ自分のキャリアを台無しにしたいのか」と発言したことについても、言葉の選び方が悪かったと認めた。

ブベックによれば、提案したのはバックマスターにOpenAIの証明の解説文を書いてもらうことであり、バックマスター自身の論文からアルポゲを外すことではなかった。OpenAIのサム・アルトマンCEOも、この説明を支持した。

クレイ数学研究所は、なおこの未解決問題を解決済みとはしておらず、一連の経緯を非常に詳しく検証するとしている。

次ページ > 問1:AIエージェントへ入力した情報を事業者がどう利用するのか

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