アジア

2026.09.11 08:00

BRICS首脳会議が週末に開幕 議長国インド、中国との関係改善進む

中国で開かれた新興国グループ「BRICS」首脳会議で談笑する同国の習近平国家主席(右)とインドのナレンドラ・モディ首相。2017年9月4日撮影(Mikhail Svetlov/Getty Images)

BRICSは2006年、中国、インド、ブラジル、ロシアの4カ国によって緩やかな形で結成された。現在では、エジプト、エチオピア、インドネシア、イラン、サウジアラビア、南アフリカ、アラブ首長国連邦(UAE)が加わり、計11カ国が加盟している。さらに、ベラルーシ、ボリビア、キューバ、カザフスタン、マレーシア、ナイジェリア、タイ、ウガンダ、ウズベキスタン、ベトナムの10カ国がパートナー国として参加している。25年前にBRICSという用語を考案したとされる米金融大手ゴールドマン・サックスの元エコノミスト、ジム・オニールは最近、創設メンバーである4カ国のうち、特にインドと中国の成長は当時の予想を上回っていると述べた。

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今週末に開かれる首脳会議について、マトゥル総領事は次のように説明した。「私たちにとって、これは単に世界で最も重要な国々が集まる場というだけでなく、極めて重要かつ意義深い会議となる。BRICSは、回復力、革新、協力、持続可能性の構築を象徴している。私たちはこの4つの柱を基盤として発展することに重点を置いている。そこにはさまざまな可能性が存在する。人々の交流、商業的な交流、文化的な交流など、あらゆる種類の交流が議論の対象となる。毎年開かれる首脳会議で常に期待されているのは、こうした多様な視点を1つにまとめ、確実に協力できるようにすることだ」。同総領事は、インドと中国のような、それぞれ約14億人の人口を擁する2つの大国が協力すれば、達成できることは「無限大」だと強調した。

他方で、BRICSの構成は年々多様性を増していることから、米カーネギー国際平和基金(CEIP)は次のように指摘している。「議長国を引き継いだインドは、関税を巡る圧力の強まりや通貨の分散化(脱ドル化)に向けた取り組みの停滞、新開発銀行(NDB)(訳注:BRICS諸国が2015年に設立した国際機関)が陥る資本不足、明確な基準が定まっていないBRICSの加盟プロセスなど、未解決の問題に直面している。インドが取り組むべき中心的な課題は、単一の火種を管理することではなく、(BRICSの)拡大と制度の一貫性との間に潜む根本的な緊張関係を解消することにある。この緊張関係は、BRICS内の貿易、NDBの組織としての信頼性、そして加盟という3つの構造的な側面に見られる」

forbes.com 原文

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翻訳・編集=安藤清香

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