欧州

2026.09.11 07:00

米特使がキーウ初訪問も和平への道筋見えず 戦略攻撃の応酬は新たな段階に 全面侵攻1658日目

ウクライナの首都キーウで、ロシアによる攻撃後、聖アンドリー教会の背後で煙が立ちのぼる様子。2026年9月8日撮影(Danylo Antoniuk/ Ukrinform/Future Publishing via Getty Images)

増えるジェット推進式ドローン

ロシアはジェットエンジンを搭載したドローンの投入を増やしている。ウクライナ国防省情報総局(HUR)がこのタイプのドローンについて情報を公表したのは、昨年9月のことだった。ロシアは従来のプロペラ推進式シャヘド(ゲラニ)自爆ドローンからジェット推進式シャヘドへの切り替えを進めており、ウクライナ側の報告によると、ジェット推進式ドローンの飛来数は7月の約1500機から8月には約3000機に倍増した。

advertisement

ジェット推進式ドローンは従来型ドローンよりも高い高度をより高速で飛行し、速度は時速600キロ超に達する。そのためウクライナの防空部隊にとって迎撃が難しくなっている。ウクライナはシャヘドを撃墜する手段として2024年後半ごろから小型の迎撃ドローンの運用を始めた。

繰り返せば、双方はここ数カ月で互いに相手国内の攻撃目標の対象を広げた。ウクライナによる越境攻撃でロシア経済が崩壊する可能性は低いものの、ウクライナ側はそれを通じてロシア国民が戦争を無視するのを難しくしている。

forbes.com 原文

advertisement

翻訳・編集=江戸伸禎

タグ:

連載

Updates:ウクライナ情勢

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事