製品

2026.09.14 17:15

中古iPhoneに異変、15カ月首位のSEから14へ世代交代の理由

stock.adobe.com

stock.adobe.com

このところ、中古スマートフォン市場に変化が起きているようだ。中古スマホの個人向け販売および買取サービス「にこスマ」が集計した8月の販売数ランキングによると、これまで15カ月間1位を保ってきたiPhone SE(第3世代)が2位となり、代わりに比較的新しいiPhone 14(128GB)が1位になった。そこには、中古市場の大きな動きが関係している。

2位に落ちたとはいえ、iPhone SEの人気は全体としてまだ根強い。しかし、ランキングにはiPhone 13や14といった新しい機種が増えてきている。次第に新機種に移行していくのは当然の流れだが、「にこスマ」の取引数に占めるiPhone 14から16の割合が、2025年9月では7パーセントだったものが、この8月には4倍の29パーセントにまで一気に増加するという大きな動きもある。

これには、今年7月のAppleの価格改定が影響しているということだ。高性能な新型機種が欲しいが価格的に手が届かない。そこで中古の比較的新しいものに目が向く。そこへ、iPhone 14から16という比較的新しい機種が中古市場に出回り始めたことが重なった。

同サービスの買取数ランキングを見ると、まだiPhone 14〜16はトップ10には顔を出していないが、買取数の割合は「軒並み上昇」しているとのこと。ランキングからは、iPhone 11〜13を売る人が多いことから、それらを売ってiPhone 14〜16を買うという、世代交代が進んでいるように見受けられる。

今後iPhone 18の発売によって、さらなる動きが予想される。Androidでは、Pixel 8a(128GB)が販売数ランキングに入っているが、Pixel 7aの販売数も増えているそうだ。販売数、買取数ともに、「より発売時期が新しいiPhoneの勢いが増しています」とのことで、新しい機種の中古価格に値頃感が出てくることを期待したい。

出典:Belong にこスマ|2026年8月中古スマホ販売・買取数ランキング
2026年6・7月のApple価格改定以降、中古スマホで「新しい世代のiPhone」の需要が増加【にこスマ販売データ解説】

文 = 金井哲夫

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事