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2026.09.09 08:36

今週の感情知性(EQ)の名言:感情の抑圧について、フロイトが語ったこと

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「表現されなかった感情は、決して死なない。生きたまま埋められ、後になってより醜い形で現れるのだ」
ジークムント・フロイト

これはジークムント・フロイトの最も有名な名言の一つとされているが、実際には彼がこのように書いたわけではない。この言葉は、彼の研究における最も重要な概念の一つである「抑圧」を言い換えたものであり、それが長年にわたって広まった結果、彼の言葉として定着したのだ。

フロイトが実際に書いた内容は、むしろさらに深いものかもしれない。戦時下のウィーンで、20年に及ぶ臨床観察を体系化しようとしていた1915年、抑圧に関する短い論文の中で、意識から押し出され抑圧された感情がどうなるかを、彼はこう記している。

「(抑圧された感情は)暗闇の中で増殖し……極端な表現形態をとる」

言い換えれば、意識的な影響から切り離された感情は、弱まるどころか、より自由に発達する。フロイトが強調するように、抑圧とは一度の試みで完了する行為ではない。継続的な力を必要とするものだ。あなたはエネルギーと労力を使って扉を閉め続けており、その負荷の代償を、しばしば気づかないまま一瞬ごとに支払っている。

なぜこれが「感情知性(EQ)」の問題なのか

感情知性(EQ)とは、対人関係や目標、仕事においてより高い成果を上げるために、自分自身の感情と他者の感情を認識し、理解し、管理する能力のことである。EQは主に以下の4つのコアスキルで構成されている。

  • 自己認識:自分の感情を認識し、理解する能力
  • 自己管理:自分の感情を調整する能力
  • 社会的認識:他者の感情を認識し、理解する能力
  • 関係管理:前述の3つのスキルを組み合わせて、人間関係を築き、維持し、育む能力

フロイトが感情を抑圧することの危険性について語るとき、それは最初のコアスキルである「自己認識」について言及していることになる。自己認識とは自分の感情を特定する能力であり、強い感情を認識し、それが生じた瞬間に正確に名前をつける(言語化する)能力に大きく依存している。

フロイトの例が示すように、その感情が具体的に何であるかを正確に特定する前に、感情が自分に影響を及ぼしていること自体に気づく必要がある場合もある。抑圧が起きているとき、私たちは自分が正確に何を感じているのかわかっていないことが多い。その代わりに、「何かがおかしい」と感じるだけなのだ。それは、睡眠不足や体の痛み、体調不良など、さまざまな形で現れる。多くの場合、そうした抑圧された感情を見つけ出すには、自分の体に意識を向ける必要がある。

自分の感情知性を測るには、トラヴィス・ブラッドベリー博士のようなEQの専門家が推奨する、心理学的に妥当性が検証されたEQの自己診断テストを受けるとよい。

研究結果:身体は記憶している、だから身体に注意を払おう

フロイトが言うように、感情を抑圧すると、その抑圧という行為が未知の代償をもたらすことになる。多くの場合、それは身体に現れる。それゆえ「身体は記憶している」と言われるのだ。研究者のジェームズ・グロスとロバート・レベンソンが被験者に対し、感情を揺さぶる映像への反応を隠すよう求めたところ、反応を隠すこと自体には成功し、目に見える表情の変化は減少した。しかし、身体はリラックスするどころか逆の反応を示した。抑圧によって、感情反応を抑えるよう求められなかった被験者と比較して、被験者の心血管系の交感神経活性化が実際に高まったのである。

別の研究では、ユルゲン・フュストスらの研究グループが、内受容感覚(自分の身体シグナルを読み取る能力)が鋭い人ほど、不快な感情をより効果的に和らげることができることを発見した。そして、その効果はすぐに現れる。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の心理学者マシュー・リーバーマンの研究によると、感情をただ言葉にするだけで、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)で測定される扁桃体の反応が顕著に減少したという。

つまり、抑圧された感情の強度は非常に大きくなり得る一方で、解決策は意外なほどシンプルである。自分の身体に意識を向けて何を感じているかを理解し、その感情を正確に名づけることだ。

今すぐ実践できるEQ戦略:身体に意識を向け、内受容感覚を研ぎ澄ます

1日に2回、あらかじめ決めた時間に手を止め、自分の身体をスキャンしてみよう。頭からつま先まで30秒かける。顎、喉、胸、肩、胃、手。感情を探す必要はない。探すべきなのは、身体にかかっている負荷のシグナルだ。顎を噛み締めていないか、いつもより呼吸が浅くなっていないか、どこか普段とは違う場所に緊張を感じていないだろうか。

それらを見つけたら、自分にシンプルな問いを一つだけ投げかけてみてほしい。「もしこの緊張を解き放ったら、私は今、何を感じるだろうか」と。

浮かび上がってきた感情を、声に出すか紙に書き出して、1文で表現してみよう。より具体的に表現するために、必要に応じて感情の輪(エモーション・ホイール)を参考にするとよい。

この名言を実践に移すために

今週は毎日、30秒間のボディスキャンを実行してみてほしい。明らかな身体的原因のない緊張を見つけたら、それを手放したときに何を感じるかを自問する。そして、その感情や思考を1、2文で言語化するのだ。研究が示すように、名前をつけた時点で、すでに戦いの大半には勝利しているのである。

ケビン・クルーズは、感情知性のトレーニング企業であるLEADxの創業者兼CEO。また、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家でもある。心理学的に検証され、4つのコアスキルの詳細なスコアがわかる無料のEQ診断テストはこちらから受けることができる

forbes.com 原文

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